一般例会No.107 飯道山(664m)〜紫香楽宮 例会記録
概要 『聖武天皇の彷徨と紫香楽宮遷都、どうなっているのか天平の時代。
          ハイキング + 歴史探訪シリーズNo.6』

12:12 山頂から鈴鹿方面遠望。
鎌ガ岳、雨乞岳などが見えます。
日時 2007年6月2日(土)
天候 晴れ
担当 紀伊埜本、奥中
集合 7:50 JR大阪駅プラットホーム中央付近
(東海道本線快速8:00発に乗車) 
行程 JR大阪⇒JR草津⇒JR貴生川(きぶかわ)〜飯道山〜紫香楽宮跡
〜信楽高原鉄道雲井駅⇒JR貴生川⇒大阪 
参加者 野口、神阪(鐡)、神阪(洋)、堀木、欅田、板谷、横山、西田、
宮平(由)、寺島、黒澤、横内・・・・・計14名

9:41 JR貴生川駅で
朝の打ち合わせ中。

9:42 駅前より飯道山遠望。

9:54 昔の道案内の石碑と
新しい標示板。

10:13 飯道寺着。

10:14 日吉神社着、一休み。
祭神は大山昨神、創建は白鳳年間。

10:21 山麓の田園風景を行く。
 

10:32 やっと山道
らしい雰囲気に!

途中の岩壷不動尊にある石仏。
 

11:15 山頂から1.1kmの
地点に到着。

11:46 杖の権現休憩所着。
山頂まで0.5kmの標示。
ここから急登で頂上です。 

12:10 飯道山山頂に到着。
 
 

12:31 下山開始です。

12:50 月の輪の峯着。

13:17 代表より、紫香楽宮跡(宮殿地区)の
見える場所で聖武天皇が造営された宮都の説明を聞く。

13:06 飯道神社本殿着。


13:10 本殿の説明板。 奈良時代の創建、
大正14年4月に国の重文に指定。現在の本殿は
慶安3年(1650)に建てられ、昭和51年に
解体修理された。桃山様式の建築が美しい。



13:44 飯道神社の入り口へ下山する。

14:13 宮跡は目前。でも展示場は休館。
宮跡の発掘作業も今年は無しでした。

 
14:52 紫香楽宮跡(寺院地区)入り口に到着。

14:55 講堂跡。

14:58 甲賀寺跡。


14:56 礎石図の復元図。


15:14 信楽高原鉄道・雲井駅に到着。
この後、JR貴生駅から15:56発で帰阪。
           
 
 飯道山から見下ろした紫香楽宮跡の全貌は、整然と区画された水田、南北に貫く真直ぐな
通路、それはそれは、都大路を彷彿させる壮大な眺めでした。歴史探訪の素晴らしいところ
は、歴史の場を実際に歩くばかりではなく、一歩は離れた高みに登りその全貌を捉えること
のできる楽しみでしょう。繖山から見た安土城の鳥瞰――。葛城、金剛、和泉山脈と連なる
のろし台の眺め――。うれしいことに、こんな楽しみを味わえるのも、私たちがどんなボサ
山にも登れる丈夫な体を持ち合わせていることでしょう。またお望みとあれば、どのような
難所にも立つことが出来ます。ハイキング+歴史探訪シリーズが、今後も益々このような特
徴を生かした、新鮮で面白いシリーズになればよいと思うところです。
                        (記:紀伊埜本、写真:奥中、板谷)  
 
     
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