一般例会No.159  鈴鹿・雨乞岳(1238m)例会記録
概要 『鈴鹿山脈第2の高峰であるが、主稜線からはずれているため深山の趣きあり。』 ip159-00.jpg
稲ケ谷登山口にある詩碑、愛知大学の遭難碑。 
日時 2009年5月24日(日)
天候 曇り時々晴れ
担当 三原秀元、長瀬茂正
集合 7:00 JR天王寺駅東側ミオ前(車に分乗)
行程 天王寺⇒阪神高速・名神・第2名神⇒甲賀土山IC⇒鈴鹿スカイライン(R477)
〜稲ケ谷〜雨乞岳〜東雨乞岳〜三人山〜鈴鹿スカイライン⇒甲賀土山IC⇒大阪
参加者 堀木宣夫、板谷佳史、柴田弘子、黒澤百合子、近藤さとみ、仙谷経一郎、畑山
禮子、安本昭久、安本嘉代、小椋美佐、安岡和子、田中智子 ・・・ 計14名
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9:15 鈴鹿スカイラインの料金所跡で
ゲートが閉じられ通行止め、ここから歩き。 
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9:18 担当リーダーから本日の
山行予定等説明中、車道歩きを減らす
ため登下山ルートを変更する。 
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9:20 稲ケ谷出合に向け、スタート。 
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9:35 稲ケ谷ルートの入口。 
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9:48 稲ケ谷ルートはほぼ忠実に流れを
辿るルートだが、下部は滝の高巻きを
強いられる等、多少の技術が必要で、
入山者は少ないようだ。 
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10:07 滝を高巻く、古びたフィックス
があるが、緊張して通過する必要有り。 
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10:25 稲ケ谷上流部を行く、二人の渓流釣り人と
出会ったくらいなので、やはり入山者はまれらしい。 
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12:08 源流を離れ、稜線に向って
急傾斜を登る。 
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12:16 雨乞岳〜東雨乞岳の稜線直下は
背丈を没するササを漕いで登る。 
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12:18 稜線に飛び出すと、目指す雨乞岳が見えてくる。 
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12:28 振り返ると、鎌ケ岳、更に鈴鹿南部の山々が・・。 
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12:34 雨乞岳山頂に到着、ここで昼食。
天気予報は外れて雨には会わずに済みそう。 
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13:06 雨乞岳より東雨乞岳とその向うは御在所岳。
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13:22 東雨乞岳を通過する。
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東雨乞岳付近の尾根に咲くハルリンドウ。
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13:32 東雨乞岳から三人山へ向う尾根(東近江市と甲賀市の
境界尾根)を辿る。やさしい新緑の自然林が続く好ルートである。
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14:03 この尾根はしゃくなげが多い。
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14:08 三人山(P1014)付近より鎌ケ岳と鎌尾根。
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雨乞岳よりの下山路で見つけたコイワカガミ。
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14:21 三人山からP967への
稜線を忠実に辿る。踏み跡は薄く、
決して一般向きのルートではない。
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終始、鎌ケ岳の勇姿が見られる。 
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「いっぷく峠」と表示のある場所から薄い
踏み跡を下降すると、鈴鹿スカイラインの
武平峠から1km下った地点に出る。
このあと、スカイラインを約4km歩き、
16:38 ゲートに帰着する。 
     

 雨乞岳は足の便が悪く入山者の少ない山である。この度は、昨年第2名神が開通して大阪から大分近くなり
入りやすい山となりました。
ところが鈴鹿スカイラインが工事の為、登山口の4km程手前で閉鎖されている事が、長瀬リーダーの偵察の
結果解り、彼の判断で手前の稲ケ谷から登ることとなりました。このルートは踏み跡程度の道はついているが
結構急で要所にはロープも張ってあるが、気の抜けないトラバース等もあり、慎重に通過する。
 ブナやナラの自然林を抜けて、笹の藪を漕いで稜線に出る。今までの景観と一変してなだらかな雨乞岳が眼
の前だ。頂上で昼食後、東雨乞岳から尾根通しに武平峠方面へと下山する事とする。
ここも地図には無いルートであるが、境界標と赤テープを探しながら尾根を忠実に下る。スカイラインに出て
車道を約4kmウォーキングのおまけ付きとなりましたが、目の覚めるような自然林の中を自分達でルートを
捜し求めて歩く静感派登山の一日でした。                  (記:三原、写真:板谷) 

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