一般例会No.177  紀北・生石高原 例会記録
概要 『近畿では数少ない文字通りの高原らしい高原です。晩秋の季節にススキの中を歩きませんか。』
 
日時 2009年11月15日(日)
天候 曇り
担当 奥中種雄、大西征四郎
集合 JR天王寺駅改札前 7:15(7:27発 JR紀州路快速乗車、和歌山駅で紀勢本線御坊行きに乗換え)
行程 JR海南駅⇒(タクシー)小川宮〜大観寺〜笠石〜生石ガ峰〜旧札立峠〜一本松コース〜小川宮
⇒(タクシー)海南駅
参加者 紀伊埜本節雄、紀伊埜本博美、柴田弘子、仙谷経一郎、板谷佳史、岸田暎子、田中智子、津川洋子、寄川都美子、
笠松マサヱ、川崎喜美子、本郷善之助、小椋美佐、岩崎真美子、河野佐智子、和田都子、杉本栄子、岸本久仁雄
・・・ 計20名
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9:30 海南駅よりタクシーにて
小川八幡神社に到着。出発前の挨拶。
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小川八幡神社
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中腹まで車道歩きが続く。
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10:36 大観寺を通過する。
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11:05 カシの古木が立つ、不動の辻。
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12:09 まだしばらくは
樹林の中の登りが続く。
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12:14 樹林が切れて空が
見え出すと高原に飛び出す。
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12:53 高原に突出した笠石付近で昼食中。
今日は風が冷たく、陽だまりが恋しい。
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笠石から熊野の山並み。
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笠石下の陽だまりに一輪だけ咲いていたリンドウ。
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13:14 昼食後、山頂へ向う。生石ヶ峰
一等三角点に無事を感謝してハイタッチ。
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山頂は冷たい風が吹き抜けて、あまり長居はせず。
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山頂より奥高野の山々。
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山頂から海南港方面。
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13:34 生石神社にお参りそんな奇特な人いたっけ。
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13:36 いやご神体を見たいためにですか?
ススキの高原なのに、生石の山名どおり、岩場が点在する。
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生石神社付近の紅葉。
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15:03 下山路から見下ろす梅本の山村風景がのどか。
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15:30 小川八幡神社に下山する。
     

 50年ぶりの生石高原、どんなに変わっているのか興味津々。JR海南駅からタクシー5台(片道約3800円)に分乗し
て約30分、小川宮の八幡神社前で下車する。久しぶりに参加の方々も多いので神社境内で自己紹介の後、反時計回りのコー
スで出発する。しばらく舗装道路を進むと、左手に下山予定のサクラの小径の道標を過ぎ、小学校の手前で道がY字に分岐し
ている。ここで右手に進む。この選択が誤りで、中田の集会場を経由し舗装道路を中田バス停まで歩くことになった。大観寺
、弘法大師の押し上げ岩はパスすることになった。中田バス停から登山道へ入る。凹状の道は先日の大雨で落ち葉が道はしに
堆積し、小石がゴロゴロ、下は粘土で滑り歩き難い道を登る。途中上から下ってくるKさんと合流する。やがて左右に別荘が
みえ、左手に民営・国民宿舎がある。舗装道路を二箇所横断して一のぼりで「山の家おいし」に到着する。少し上にある笠石
を風除けにして昼食をとる。約500mで生石ヶ峰(870.1m)山頂着、枯れススキに囲まれながら360度の展望を楽
しむ。 風になびくススキに背を押されるように、989年造営された生石神社(ショウセキと読む)へ下る。ご神体は一夜
にしてできたといわれる高さ48mの岩峰である。昔のクライマーは自分の登攀ルート選定に余念がない。ここから旧札立峠
へ下山する。舗装道路を二本横切り尾根道のサクラの小径へ下山していると思ったが、どうやら西側の梅本へ降りているよう
だ。下山したところは、小学校前の朝登る予定の登山口であった。八幡神社前からタクシーでJR海南駅へむかう。
50年の歳月はあまりにも長い、残念ながら何一つ記憶に残っていなかった。
                                         記:奥中、写真:大西(征)、板谷 

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