一般例会No.184 湖南アルプス・笹間ケ岳(433m)から堂山(384m)例会記録
概要 『アルペンムードの岩山を歩く。』
 
日時 2010年1月31日(日)
天候 曇り後雨
担当 三原秀元、大西征四郎
集合 JR大阪駅中央旅立ちの鐘前 8:15(8:30発近江塩津行きに乗車)
行程 JR大阪駅⇒石山駅⇒(タクシー)上関〜笹間ケ岳〜御仏河原〜林道〜鎧ダム〜堂山〜アルプス登山口⇒
(バス)石山駅⇒JR大阪駅
参加者 奥中種雄、仙谷経一郎、有永寛、安本昭久、安本嘉代、黒澤百合子、岸田暎子、堀木宣夫、田中智子、
板谷佳史、谷村洋子、近藤さとみ、長瀬茂正、松本明恵、柴田弘子、小椋美佐 ・・・ 計18名
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9:50 石山駅からタクシーで、上関バス停に到着。
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10:02 バス停近くの新茂智神社境内で
出発の準備、早くも雨が降り出す。
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神社境内で出発前のミーティング。
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10:38 尾根上に出て南西方向の
見晴らしの良い場所で最初の休憩。
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11:09 白山権現の祠が見えてくると、
この奥が笹間ヶ岳山頂。
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11:11 笹間ヶ岳頂上 小雨で遠望悪し。
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11:15 笹間ヶ岳の山名標、ここで早めの大休止。
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笹間ヶ岳山頂から小雨に煙る石山方面。
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12:19 笹間ヶ岳山頂から御仏河原に向け、
澄み切った池のほとりを黙々と進む。
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12:30 御仏堰堤を通過する。
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13:01 天神川林道に降り立つ、計画通り
ここから更に堂山に向うことに決定。
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13:20 迎不動堰堤を通過、日本の砂防事業に
貢献したオランダ人デ・レイケと日本とオランダの
交流400周年を記念して、2000年に完成した
オランダ堰堤風の石積み堰堤。味気ないコンクリー
トの塊ではないのが、趣があって良い。
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14:07 堂山への尾根に出ると、いかにも
「湖南アルプス」という景観が続く。
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14:11 雨で滑りやすくなった、
荒々しい岩場を慎重に登る。
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晴れていれば、楽しい稜線歩きというところだが、
今日は傘と雨具の写真ばかりです。
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14:31 堂山頂上に到着する。
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堂山頂上に到着する頃、雨は本格的に
降りだし、気温も下がってきた。
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15:35 堂山から天神川ダムへ向う尾根を
下降して、アルプス登山口に出、バスで石山駅へ。
     

 私の担当例会はよく雨が降るので恐縮しております。今回も「昼ごろから雨」という予報に重い気分で大阪を出発する。
JR石山駅よりタクシーに分乗して登山口の上関で下車、新茂智神社で身支度をして早々の出発とする。
 笹間ヶ岳迄は地図上に表記されているが、それから先はガイドブック等を参考にして登山道が実際地図上のどこを通って
いるか、確認しながら進む。笹間ヶ岳頂上は畳3畳位の大きな岩の上で、これから向かう堂山やはるか遠くには三上山も遠
望する事が出来る。下山は御仏河原を目指して松の木の茂る細い尾根道を下る。矢筈ヶ岳への道に合流してさらにザラザラ
とした花崗岩の谷筋を天神川林道へと下る。
 雨はまだ大丈夫な様なので次の目標の堂山へと急ぐ。迎不動から谷を渡り鎧ダムへの急な道を快調に進む。鎧ダムは明治
22年竣工とあるので100年以上も前に出来た事になるが、今では完全に埋まってしまい地図にある湖など全く面影もな
い。やはり風化の激しい花崗岩の地形の特性だろうか、ダムを離れて緩い灌木帯を登って行く。尾根に出ると堂山がガスの
中に見え隠れしている。ここからが長い、岩交じりのピークを4つ5つ超えて最後に大きな岩場を登ったところが頂上だ。
たった384mの岩山だが結構スリルもあり楽しい山行でした。
ちょうど頂上に着いたころより小雨ではあるが本降りとなってきたので天神川ダム方面へ下る。
 今回の例会の山は両山共地形図に道は出ていないが実際には道は存在していた訳で、その道が何処へ続いているか、自分
たちが行こうとする方向へ続いているのかコンパスで確認しながらの歩行は登山の原点に戻れた様で楽しいものでした。
                                        記:三原 写真:大西(征)、板谷

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