一般例会No.189 丹波・白髪岳(721.8m)例会記録
概要 『美しい稜線の丹波富士と南北朝歴史の山に登ります。』
 
日時 2010年3月28日(日)
天候 曇り時々晴れ後雨
担当 大西征四郎、大西恒雄
集合 JR大阪駅旅立ちの鐘前 8:10(8:29発 福知山線各停に乗車 古市駅 9:36着)
行程 JR古市駅〜登山口〜白髪岳〜松尾山〜高仙寺本堂跡〜登山口〜JR古市駅
参加者 小椋美佐、江本恭子、杉本栄子、田中智子、寺島直子、奥中種雄、仙谷経一郎、寄川都美子、加福輝之、安本嘉代
・・・ 計12名
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9:43 古市駅で出発準備
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10:24 前方に松尾山が見える
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10:27 懐かしいワラ屋根の家
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10:38 左白髪岳、右松尾山
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11:10 白髪岳への登り口
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11:26 椿の多い道を登る
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12:11 白髪岳直下の登り(ちょっとした岩場、フィックスあり)
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12:25 白髪岳は目の前
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12:25 白髪岳頂上
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13:06 白髪岳よりの急な下り
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13:46 振り返れば白髪岳が
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13:52 松尾山直下の峠よりの登り
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14:02 松尾山
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14:34 下山道にある僧達の墓塔(卵形、20数基)
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16:15 古市駅に帰着

 「丹波富士」とも呼ばれている 白髪岳と松尾山の住山ルートは「ふるさと 兵庫50山」の案内標識を見て白髪岳に向かう。
途中辻の立石(1817年建立)、寒緋桜、茅葺の家に見取られながら、登山口に着く。「住山生活環境保全」の案内板を見る、
此処まで至る所に「ポイ捨て禁止」等の注意札が目に付く、これに逆らう登山者が多いのか、残念である。白髪岳登頂口から
杉林の中を登る、急登では所々に丸太の階段があり歩きやすい。南尾根に出ると展望も開けてくる。フィックスロープ、鎖を
支えにして露岩を越え白髪岳山頂に着く。最初にして最後の1パーティに出会う、その方々も松尾山に下り頂上は我々12名
の独占場となる。360度展望が利くが多紀連山、播州の山並み等の遠望は良くない。各々岩場で昼食を摂る、心地良い微風
も次第に冷たく感じる。白髪岳頂上から松尾山に向かう、2重、3重のフィックスロープが左右に張ってある急坂を下る。
689mの峰を巻かず直登したが一箇所のみ展望が利くだけであった。緩やかな尾根筋を朽ち葉を踏みしめ登ると松尾山頂上
に到着、酒井城跡らしく広いが雑木林に囲まれ展望は良くない、その上天候が良くない。巨木の千年杉を傘を外し見上げる、
卵塔群から左に大きく曲がり高仙寺本堂跡に出会う。足場の悪い踏み跡を辿り不動の滝を目指す、が不動滝付近は倒木で滝壺
に近寄りがたい、更に雨脚が強くなりJR古市駅に急ぐが駅に近づくにつれ小雨になる。今回三つのピークを越えたがそれ以
上の坂を上り下った様な感じがする。天候が良く歴史を知れば尚良い山行と成る事然りである。
                                          記:大西(征) 写真:大西(恒) 

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