一般例会No.192 京都北山・魚谷山(816m)例会記録
概要 『北山山域では北山らしい静かな山です。レリーフに残る今西錦司氏もこよなく愛された山です。』
 
日時 2010年4月18日(日)
天候 晴れ
担当 大西征四郎、奥中種雄
集合 京阪淀屋橋中央改札口 7:50(8:00発 特急出町柳行きに乗車 )
行程 京阪淀屋橋⇒出町柳駅⇒(タクシー)出合橋バス停〜直谷・松尾谷出合〜麗杉荘〜柳谷峠〜魚谷山〜魚谷峠
〜直谷・松尾谷出合〜出会橋バス停⇒(バス)出町柳駅
参加者 本郷善之助、板谷佳史、堀木宣夫、安本昭久、仙谷経一郎、翁長和幸、松本明恵、神阪洋子、柴田弘子、安本嘉代、
宮平良雄、田中智子 ・・・ 計14名
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9:46 出合橋バス停前でコースの確認中。
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10:02 雲ガ畑林業センター桜の花が
残っている。三週連続の観桜!!
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10:21 松尾谷・直谷出合着、右が登り、
左が下山路のラウンドコース。
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10:47 林道歩きが続く。
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11:21 麗杉荘着、一休み中。
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11:30 リーダー自ら負荷テスト
済みの丸太橋を後続は安心して渡る。
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11:34 やっと林道から開放され沢筋道となる。
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11:44 開けた沢筋を登る。
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11:47 今西錦司博士(1902〜1992)
のレリーフに到着。
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11:54 九輪草の群生地の中を歩く。
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12:09 柳谷峠着、ここで昼食をとる。
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12:19 柳谷峠の木々、まだ新芽は出ていない。
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12:47 魚谷山(いおだに)山頂着、展望が
悪く早々に下山。後ろの緑の木は馬酔木。
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12:59 魚谷峠(750m)着、車も登って
きている。ここから再び林道歩きが始まる。
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13:46 山菜のお土産を探し
ながら歩く。が、収穫は皆無。
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14:01 松尾谷・直谷出合を通過。
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14:28 桜に迎えられて出合橋に着く。
14:38発の満員のバスで出町柳へ。

 出町柳駅からのタクシーの車内「中津川の出合橋バス停まで」とお願いしたが雲ケ畑方面と言えば理解出来たのとの言、
プロなのにと思ったが、帰りに4台依頼したら営業所が賀茂川沿いにある別のタクシー会社を紹介してくれた、優しい運
転手に出会った。 バス停から舗装された林道を行く。桜もまだ見頃、両側には枝打ちされた杉林が続く丁度良い時間の
松尾谷分岐で小休止。直谷に入って行く、貴船山を源流とする樋ノ水谷を右に見て通過し、壊れた小屋らしきを見る作業
小屋でもないこれが直谷山荘か、しばらく行くと校倉造りの山小屋麗杉荘(れいざんそう)に着く、1935年建造で老
朽化が進み年月を感じる。滝谷峠と柳谷峠の分岐点で丸木橋を恐る恐る渡り山道に入る、「北山の小舎」発祥の地の掲示
板を見る1927年西堀栄三郎氏らがこの地に山小舎を建設、1942年老朽のため解体、「雪山賛歌」に歌われている
「煙い小舎」とはこの小舎との事、今回も教えていただく事数多く有り。
例会案内概要「北山山域では北山らしい静かな山です。こよなく愛された山です。」の今西錦司博士のレリーフに会い、
谷沿いの道を行く、登るにしたがって道は荒れてくるが新緑にはまだ早く裸の雑木林で見通しは良い、急登後に柳谷峠に
着く雑木林の広場で昼食、晴天で気持ち良い風で幸せを感じる。
少しの急登で今回の目的地魚谷山(いおだにやま)に到着、呼び名も複雑ですね。山頂は雑木に囲まれて展望やや不良。
潅木道を下り魚谷峠へ、魚谷峠から舗装された林道を下る、計画通りのルートで参加者了解の下、喋りながらの下山。
帰りはタクシー運転手の親切を忘れてバスでの帰路とした、小型のバスですでに満席のうえに我々14名で満員、差額の
400円を稼ぐには少々酷でしたが、晴天にも恵まれ楽しい山行であった。
                                          記:大西(征)、写真:奥中

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