一般例会No.198 丹波富士(牛松山 629m)例会記録
概要 『亀岡盆地にある富士山に登りましょう。山頂には船筏師の守護神・金刀比羅神社が祀られています。』
 
日時 2010年6月13日(日)
天候 曇りのち小雨
担当 奥中種雄、本郷善之助
集合 JR大阪駅 旅立ちの鐘前 7:30(7:45発新快速乗車⇒8:14京都乗換え8:26⇒8:57亀岡駅着)
行程 大阪駅⇒京都駅⇒亀岡駅〜登山口〜展望箇所〜金比羅神社〜636m地点〜牛松山(629m)〜愛宕神社〜亀山城址〜亀岡駅
⇒京都駅⇒大阪駅
参加者 寄川都美子、岸田暎子、横内まみね、田中智子、柴田弘子、小椋美佐、仙谷経一郎 ・・・ 計9名
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9:05 亀岡駅前で出発準備中。小雨がポロリ〜。
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9:32 金比羅神社 2.8Kmの
標示、牛松山の標示は文字が小さい。
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9:39 登山口の福性寺駐車場に
先着のSさん、参加者は9名になる。
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9:50 予報通り小雨もやみ、
よく整備された登山道を登る。
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9:54 二丁を通過する。
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9:58 明治19年に寄進された鳥居。
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10:32 十二丁を過ぎる頃から小雨がパラパラ。
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11:04 山頂の金比羅神社に到着、早昼とする。
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11:35 地図上の636mに
立ち寄る、NHKの送信所がある。
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11:39 三角点のある牛松山山頂
(629.2m)、展望はゼロ、早々に下山する。
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12:31 愛宕神社の少し上にある登山口へ下山する。
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12:44 全国愛宕の本宮に到着、
鎌倉時代後期1280年頃の建立。
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12:52 境内にある亀岡の名木大スギ。
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13:02 休憩中。
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14:26 亀山城築城当時の石垣の一部
(大正八年宗教法人・大本が買い取る)
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亀山城址から観る丹波富士。

 テレビ、新聞も終日雨の予報、ピンポイントで亀岡市を見ると午後12時位までは大丈夫の予報、降っても1mmぐらい。
信じて大阪駅へ向う。大阪駅に集まったのは8名だった。
 今回の登山コースは亀岡駅発、保津町から牛松山へ登り、千歳町国分へ下山するラウンドコースである。下山後、亀山城築城
400年の多くの「幟」に誘われて見学した。
登りは登山道と言うよりは金比羅神社への参拝道で、勾配も緩く道幅も広くよく整備されていた。下りは勾配もきつく、NHK
送信所の保守点検道の感じがした。展望のよい所は登りに一箇所あるだけで、あとは自然林に囲まれた展望の無いルートである。
愛宕神社に「全国愛宕の本宮」鎌倉時代後期1280年頃の建立の表記があった。帰宅後ネットで調べると、東京港区1603
年徳川家康の命で建立の愛宕神社、仙台市1591年伊達政宗の命で建立の愛宕神社があった。京都の愛宕神社が本宮との記も
あったが、残念ながらホームページを探しきれなかった。機会があれば京都も訪れて関係を確認してみたい。
 亀山城は明智光秀が天正六年(1587年)頃から築城を始めたと推定されている。その後、時は流れて、明治十一年(18
78年)に政府の方針で廃城が決まり、土地建物も転売が繰り返される。大正八年(1919年)に宗教法人・大本が購入し、
現在に至っている。今回は受付で見学を申し込み、御祓いを受けて、築城当時の石垣の一部を見学できた。また、赤松や紅葉の
木々が大きく立派に育てられて素晴らしい環境であった。亀岡駅15:32発で帰阪した。
                                                  記、写真:奥中

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