一般例会No.201 ベーシック登山No.2 京都・鞍馬山(634m)例会記録
概要 『天狗と牛若丸伝説の残る鞍馬寺と京都の避暑地貴船をゆっくり歩きます。』
 
日時 2010年7月18日(日)
天候
担当 秋田文雄、松本明恵
集合 8:45 京阪電車・淀屋橋西口改札口(9:00発出町柳行き特急に乗車)
行程 京阪淀屋橋⇒出町柳駅⇒叡山電車・鞍馬駅〜多宝塔〜鞍馬寺〜鞍馬山〜鞍馬寺〜貴船神社〜貴船口駅
⇒出町柳駅
参加者 寄川都美子、新里トヨ、岩崎憲代、杉本栄子、川下淳子、三原知未、三原博子、田川求A田川玲子、
上原進一、仙谷経一郎、和田都子、藤田喜久江 ・・・ 計15名
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11:00 鞍馬山寺山門、雨ポツリポツリ降り出す。
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11:05 由岐神社、火祭りで有名。
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11:05 由岐神社、天を仰ぐ神木。
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11:10 九十九折坂のいのちの塔。
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11:25 茶店洗心亭
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11:40 茶店洗心亭、雨具を着ける。
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12:20 大杉権現社、社内お借りして昼食。
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13:17 奥の院(魔王殿)
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13:40 貴船神社
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13:41 貴船神社七夕飾り
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14:16 相生の杉
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14:20 奥宮への大杉並木の入口

 今回の鞍馬〜貴船コースはウォーキングに近いコースなのですが、歴史、伝説や逸話の多いエリアなので、ゆっくり見て
楽しむ山行予定でしたが、生憎の雨で十分な探索ができませんでした。
鞍馬寺山門(仁王門)11:00スタート。由岐神社鞍馬の火祭りで有名な神社です。清少納言の「枕草子」に「近うて遠
きもの」として書かれた九十九折坂を登り、茶店・洗心亭11:25。雨が強くなり、これより雨具を着け鞍馬寺金堂へ、
正殿前の「六芒星}の中心はパワースポットらしい。天気であれば、比叡山が見えるのだが残念です。本堂の横より、霊宝
殿へ石段を登りきると遮那王堂に着く。これを左に行くと写真によく写される木の根が地表に露出した複雑な模様の所を通
り、大杉権現社12:00。ここで社の中で雨をしのぎ昼食、雨の間に杉の巨木が並び、その空間は神秘的で牛若丸や天狗
伝説のロマンに耽りながら、その周りを散歩して木の根道を奥の院(魔王殿)。650万年前、金星から舞い降りた魔王尊
(サナト・クラマ)を祀っています。これより下り坂を鞍馬山西門受付所(貴船橋)、14:00に貴船神社本宮7月7日
の水の祭りで七夕飾り付けてありました。反正天皇(390年頃)の時代に玉依姫命が黄船に乗って浪速から淀川・鴨川へ
上陸したところに水神を奉り祠を建てたのが貴船神社です。次に結社(中宮)御祭神は磐長姫命(いわながひめのみこと)
が自らの出来事を恥じて「吾ここに留まりて、人々に良縁を授けよう」と御鎮座した縁結びの神様です。若い人に人気のあ
るパワースポットです。相生の杉を通り、大杉並木より奥宮に、あとは澄んだ空気と豊かな緑と貴船川のせせらぎを聞きな
がら貴船バス停に(14:45)着く。
これからの山歩きも、その土地の文化、歴史、遺跡などを取り入れて山行きすれば、また一味違った山の楽しみ方ができる
のではないでしょうか。
                                             記:秋田 写真:仙谷

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