一般例会No.204 武庫川・西ノ谷遡行 例会記録
概要 『旧福知山線沿いに武庫川の支流がいくつか流れ込み、かつては遡行対象が多かったが、
ゴルフ場や宅地開発が進んだ現在ではこの谷が唯一の存在か?』

 
日時 2010年8月8日(日)
天候 晴れ
担当 板谷佳史、大西恒雄
集合 7:30 JR大阪駅旅立ちの鐘前(7:44発 宝塚線に乗車、8:28 武田尾着)
行程 JR武田尾駅〜旧福知山線線路跡〜西ノ谷出合〜大峰山〜旧福知山線線路跡〜JR武田尾駅
参加者 保木道代、奥中種雄、小椋美佐、黒澤百合子、寺島直子、安部泰子、長瀬茂正、飛田典男
 ・・・ 計10名
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8:41 かつては単線のひなびた駅だったが、
今風にモダンになった武田尾駅を出発する。
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武田尾駅から廃線路跡のハイキングコースへ向う。
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8:55 しばらく廃線路跡のハイキングコースを辿る。
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9:14 西ノ谷出合で遡行の準備をする。
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9:34 しばらくは簡単な小滝が
続き、自由に楽しく遡って行ける。
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9:44 最初の10mの滝が現れる、
ここは左のブッシュ混じりの急斜面から巻いた。
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10:10 更にいくつかの小滝やゴル
ジュ状があるが、たいしたものではなく、
沢登りの楽しさを満喫できる。
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ナメの通過は特に楽しい。
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時間的に短い沢なので、練習も兼ね、
滝はできるだけ直登する。
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沢登り初心者でも充分楽しめる沢だ。
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10:44 この沢の核心部である、全体で50m
ある多段の桜滝に到着する。その下部の登攀。
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下段3m、4m、10mと直上し、
更に上段に2段25mの滝がある。
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10:50 桜滝の登攀風景、10名
ともなると30分以上を要した。
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11:45 桜滝を過ぎると美しいナメが続く。
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11:55 ナメ上部の20m斜滝を越える。
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12:18 最後に現れる5m滝を直登する。
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この谷、最後の5m滝の登攀。
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13:47 谷の終了点から1時間ほど尾根道を行き、
大峰山(552.4m)の山頂を踏む。この後、ハイ
キング道を下降し、桜の園経由で武田尾駅に戻った。

 毎年、初心者でも参加できそうな初級の沢登りルートを物色します。今年は武庫川沿いから選びました。
残念ながら初心者の参加は一名だけとなりましたが、沢登りの楽しさを味わって頂けた様で幸いです。ただし、
過去の例会中に負傷者が出たのは、沢登りが多いのは明らかです。この点、担当者、参加者ともども、いつも初
心に還って慎重に取り組むことを、肝に銘じておかねば、と思っています。次回、8/29の高天谷も初心者で
も楽しめるルートと思いますので、多数の参加を期待しております。
                             記:板谷 写真:長瀬、安部、板谷、大西(恒)

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