一般例会No.208 丹波・愛宕山(648m)例会記録
概要 『篠山盆地の南、摂丹国界を区切る三国ヶ岳、愛宕山、中尾の峰を総称して太平三山と呼び、回峰行の山で
あったらしい、その中心たる峰に登ります。』

 
日時 2010年9月26日(日)
天候 晴れ
担当 板谷佳史、三原秀元
集合 8:00 JR大阪駅旅立ちの鐘前(8:14発 宝塚線に乗車、9:06三田駅着)
行程 JR三田駅⇒(タクシー)母子(もうし)〜稲荷神社〜龍蔵寺〜愛宕山往復〜JR福知山線南矢代駅
参加者 寺島直子、近藤さとみ、寄川都美子、安岡和子、和田敬子、杉本栄子、本郷善之助、青木義雄、
宮平良雄、長瀬茂正、柴田弘子、田中智子、奥中種雄、西田保、安本昭久、安本嘉代、岸田暎子
・・・ 計19名
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10:02 爽やかな秋風のなか、三田市母子の
田園風景を行く。しかし、この後地区の人に呼び
止められてマツタケシーズン中は入山禁止と告げられる。
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10:32 ここから少し先で篠山市側へ下降することで
通してもらえた。母子の外れにある稲荷神社で休憩。
思わずザイルを出したくなるような岩壁がご神体。
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11:18 母子地区から直接山頂に向わず、
いったん篠山市側の龍蔵寺に下降する。
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11:20 龍蔵寺で確認するとここからの
愛宕山登山はマツタケとは関係なく自由とのこと。
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龍蔵寺(天台宗)の本堂は超モダン。住職の歓待を受ける。
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11:31 龍蔵寺から山頂往復に予定変更して、再スタート。
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12:43 途中で昼食をはさんで、主稜線直下の登り、
フィックスロープに頼っての急登となる。
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13:03 愛宕山山頂。一時は「このまま帰る
しか無いのか?」とあきらめた山頂でした。
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愛宕山からの展望。篠山城跡、篠山市街を見下ろし、
多紀アルプスの西ケ嶽、三嶽、小金ケ嶽がりっぱ。
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14:00 再び龍蔵寺に下山する。
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14:45 デカンショ街道(国道372)やその脇道を黙々と歩く。
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15:03 一時間の車道歩きでJR福知山線・南矢代駅へ。
この後、15:34発で帰阪。

 心地良い秋風に吹かれながら、三田市母子の集落を抜ける頃、軽トラが追いかけてきて地区の代表者に呼び止められる。
「今の時期はマツタケのため入山禁止にしていて、愛宕山へは登らせない」と告げられる。色々交渉の末、市境尾根に出て
からすぐの分岐から山頂へは向わず、篠山市側へ降りるという条件で通してもらえることに。
愛宕山頂に続く稜線を見送って篠山市側へ林道を下ると、今日の下山予定口である龍蔵寺へ出る。ここの親切な住職に尋ね
ると篠山市側からはマツタケとは関係なく、自由に登れるということなので、予定変更してここから頂上往復することに。
途中で昼食をはさんで、主稜線直下のフィックスロープべた張りの急登をこなすと、愛宕山山頂。篠山城跡を見下ろし多紀
アルプスを始めとする丹波山地の展望を楽しむ。再び急斜面の下降の後、龍蔵寺に下山する。後は南矢代駅までの単調な車
道歩きが待っていた。今回は事前の調査不足で予定コースの変更を強いられ、30分ほど時間ロスをしましたが、なんとか
目指す山頂は踏む事ができました。丹波の山を秋に登るには、マツタケの対策もしないといけないと再認識した次第です。
                                                記、写真:板谷

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