一般例会No.209 丹波・西ヶ嶽(727m)例会記録
概要 『5月の鋸山に続く多紀アルプス連山。三嶽、小金ヶ嶽はよく知られているが、その隣に隠れた丹波の名峰です。』
 
日時 2010年10月3日(日)
天候 曇り後雨
担当 板谷佳史、三原秀元
集合 7:45 JR大阪駅・旅立ちの鐘前(7:51発 神戸線に乗車、尼崎乗換え8:56篠山口着)
行程 JR篠山口駅⇒(タクシー)栗柄奥〜愛染窟〜西ヶ嶽〜三嶽〜火打岩⇒(タクシー)JR篠山口駅
参加者 保木道代、小椋美佐、寺島直子、近藤さとみ、寄川都美子、大西征四郎、黒澤百合子 ・・・ 計9名
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9:33 栗柄奥のバス停でタクシーを降りる。
午後からの雨は覚悟で出てきたが、
山頂に立つまではもってほしいものだ。
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9:49 栗柄奥の集落をぬけ、林道の
終点に到着。ここからは山道。
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10:03 30分の登りで愛染窟に到着する。
天然の岩穴で修験道の行場であったとのこと。
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愛染窟の内部奥に鎮座する愛染明王の像。
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10:24 愛染窟から30分ほど登ると展望が開ける。
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10:37 登山道は簡単な岩場混じりだが大げさな
鎖がつけられている。ミニ大峰と言ったところか。
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10:38 途中で多紀アルプス西部の展望が得られる。
三尾山、黒頭峰、夏栗山、鋸山等顕著なピークが並ぶ。
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10:44 「西の覗き」に到着、ここも
大峰に比べればスケールの小さいもの。
正面に見えるピークは三嶽(793m)。
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11:01 主稜線直下からの北の展望。山また山で
同定が難しいが、はるかには長老ケ岳が見えている。
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西ケ嶽〜三嶽縦走路に出たところで、雨が来る前にと
昼食を済ませた後、11:44 西ケ嶽山頂を踏む。
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11:46 西ケ嶽山頂から南面の展望。
例会で登った高城山や愛宕山が正面に望まれる。
山頂を辞する頃にはついに予報どおり雨が降り出した。
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12:58 主稜線を東に縦走して三嶽
山頂に立つ。雨はそれほどでもない。
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13:13 三嶽からの下降路で時折雨が上がり、
多紀アルプス東部の景観が雲間から覗く。
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14:19 火打岩バス停(バスは廃止)に着き、
タクシーを待つ頃には本格的な雨。
この後篠山口駅15:31発で帰阪する。

 先週の愛宕山に引き続き、丹波の山となりました。先週のマツタケによる入山禁止騒ぎに懲りて事前に篠山市の観光課に
電話で確認してみたが、「そのようなことは地元の自治会に聞かないと解らない」との返事。ならば自治会の連絡先を教え
てくれと言えば、「個人情報なので教えられない」ときた。頭に来てそれ以上は調べないまま、かつて登った時にそのよう
な看板は無かった記憶だけを頼りに現地へ向う。結局そんな山ではなかったのは幸いでした。三嶽、小金ケ嶽は丹波で最も
人気のある山域ですし、一度例会にとりあげられたこともありますが、今回辿った北からの登路はほとんど登山者と出会う
ことの無い、静かで丹波の山らしい雰囲気が味わえます。あいにく午後からは冷たい雨になりましたが、近づく本格的な秋
をおおいに感じる例会となりました。
                                                記、写真:板谷

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