一般例会No.219 大峰・小峠山(1099.7m)例会記録
概要 『孔雀岳から東に延びる尾根上の一ピークに過ぎないが、いつもと違った方角から意外な大峰南部の展望が得られる。』
 
日時 2010年12月23日(木・祝日)
天候 晴れ
担当 板谷佳史、安部泰子
集合 8:20近鉄吉野線・大和上市駅(6:50阿部野橋発急行に乗車のこと)
行程 大和上市駅⇒(マイカー便乗)R169・水尻バス停〜小峠山往復⇒(マイカー便乗)大和上市駅
参加者 宮平良雄、奥中種雄、長瀬茂正、柴田弘子、黒澤百合子、三原秀元、近藤さとみ、小椋美佐、安本嘉代 ・・・ 計11名

9:39 上北山村白川の水尻バス停にて出発の準備中。

9:40 小峠山への登り口はバス停のすぐそば。

小峠山への尾根は急登が続く。

11:14 暖かい日差しが射して冬らしくない。

休憩中、酸素補給を試すO氏。

11:33 P926mを通過する。

11:38 南面の展望がひらけ、大台や大峰の
山並みが・・・、眼下には池原ダムの湖面が光る。

登ってきた尾根と池原ダム湖。

頂上間近で再度の急登。

12:20 小峠山(1099.7m)頂上に到着。

小峠山頂上から孔雀岳に続く稜線をわずか
行くと釈迦ヶ岳方面の展望が得られる。

右の孔雀岳から釈迦ヶ岳にかけて谷筋に積雪が見
られる。寒そうな冬雲がかかって暗くなりすっき
りしない。深山宿を挟んで左に大日岳の鋭峰が。

頂上で大休止後、登ってきた尾根を下る。

14:10 水尻バス停に下山。

 大峰主脈には数々の名峰が連らなりますが、縦走路上以外からその容姿を間近に見るのは意外と難しいものです。
そのためには主脈から東西に派生した尾根を辿るのがてっとり早いようです。そのかわり、一部の前衛峰としてよく
知られたピーク以外は果たして登山道らしきものでも有るのかどうか定かではありません。今回の小峠山もそういう
意味で前から気になっていたピークでした。今年のまだ残暑厳しい9月に登頂を果たしたので、クラブの例会に取り
上げることにしました。例年この時期は年末の寒波による冬景色が見られることが多いので、今回も期待して計画し
たのですが、登りには汗ばむくらいの陽気となり、今冬一番の冬山気分を・・とは、かけ離れた例会となってしまい
ましたが、夏は展望が得にくい樹林の尾根や山頂もすっかり冬枯れて葉を落とし、大台や大峰南部のすっきりした展
望が楽しめました。また往復にタクシーやバスを使用する予定でしたが、マイカーで参加された方に全員便乗するこ
とができ、バス時刻を気にせず行動できて助かりました。
                                    記:板谷 写真:板谷、長瀬、安部

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