一般例会No.224 淡路島・先山(せんざん448m)、
諭鶴羽山(ゆづるはやま608m)、灘黒岩水仙郷 例会記録
概要 『イザナギとイザナミが最初に作った山と云われている先山と淡路島の最高峰・諭鶴羽山に出かけます。
さらに欲張って灘黒岩水仙郷で水仙も楽しむという企画です。』

 
日時 2011年2月6日(日)
天候 晴れ
担当 翁長和幸、三原秀元
集合 JR大阪駅西口ガード下 7:00(車山行です)
行程 阪神高速⇒神戸淡路鳴門自動車道⇒諭鶴羽山表参道登山口〜諭鶴羽山〜諭鶴羽山表参道登山口⇒
灘黒岩水仙郷⇒下内膳⇒先山⇒下内膳⇒淡路鳴門自動車道⇒阪神高速
参加者 岩本和行、近藤さとみ、笠松マサヱ、安本昭久、安本嘉代、川崎喜美子、寄川都美子、欅田克彦、
紀伊埜本節雄、翁長あい子 ・・・ 計12名

9:55 いざ、出発

出発点の十八丁石

十三丁石

雑木林の中を登る。

割れている三丁石。山頂神社はもう近い。

享保○○と刻まれた最後の丁石

諭鶴羽神社

11:40 諭鶴羽山山頂

山頂にあった祠

13:28 出発点に戻る。この丁石も享保○○と読める。

13:45 灘黒岩水仙郷に入る。ここに来るまでの車は大渋滞。

人が少ないようにうまく撮っているが、本当は大変な賑わいであった。

八分咲きの梅

花の香りが実に心地よい

15:30 先山・千光寺

仁王門の仁王像。運慶の作と云われている。

「いざなぎのみこと」と「いざなみのみこと」が矛をもって
天の浮橋に立っている絵図。ここは国生み神話の淡路島、さらに
先山はこの二神によって作られた日本最初の山といわれている。
ここに掛けられるのが当然な事とうなずける絵図でした。

山頂にこんな立派な三重の塔があるとは。

千光寺境内に測量点の山頂があると思っていたが、はっきりしない。
木の根元が高くなったところに、誰かが先山山頂の名板を付けていた。

 泉南から見える淡路島の山を一度登ってみようと企画しました。諭鶴羽山登山口の黒岩バス停駐車場に入ったところ、
地元の人が「登山の方は林道に駐車して下さい。」という。どうやら灘黒岩水仙郷に向かう車をこの辺りから整理してい
るらしい。ここから水仙郷まで、まだ1キロ程あるというのに。バス停から見える石の鳥居から登山道が始まる。かたわ
らには十八丁石に彫られた仏さまが立っている。舗装道路から離れミカン畑を過ぎ、ただ黙々と雑木林を登る。この登山
道には享保年間の丁石があるので、昔からよく利用された道だと思うのだが、国土地理院の地図には何故か記載されてい
ない。諭鶴羽神社から90m程の高差を登り頂上へ。 ここでランチタイムとする。晴れてはいるが、もやっているので
友ヶ島は見えない。元きた道を戻り車の所でビックリ。水仙郷へ行く人と車の多さに驚いた。混雑している中うまく無料
のシャトルバスに乗車、灘黒岩水仙郷へ向かう。入り口はさらに混み合っている。水仙を見るのは、そこそこにして先山
へ向かう。予定時間をオーバしているので車で先山・千光寺に登る。901年創建の名刹であるそうだ。仁王門の仁王像
は運慶の作と云われ、随所に歴史の重厚さを感じる千光寺であった。残念な事に448mという測量地点を見出せなかっ
た。一日で3ツ目標をこなすのは少し、きつかったかも。                  記:翁長 写真:岩本

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