一般例会No.228 大和・竜門ガ岳(904m)例会記録
概要 『奈良県吉野の北に位置する。久米の仙人が修行した地と云う。日本三百名山の一。』
 
日時 2011年3月6日(日)
天候 晴れ
担当 大西恒雄、長瀬茂正
集合 近鉄阿部野橋駅 8:00
行程 阿部野橋⇒大和上市⇒吉野山口神社〜竜門寺跡〜竜門ガ岳〜三津峠〜大峠〜針道〜不動滝バス停⇒近鉄・桜井駅
参加者 岸田暎子、谷村洋子、田中智子、神阪洋子、柴田弘子、安岡和子、小椋美佐、宮平良雄、青木義雄、奥中種雄、安部泰子
・・・ 計13名

タクシーを降りて出発準備中

林道を往く

最初はこんないい道

龍門寺跡説明板(他に何もない)

龍門の滝

龍門寺宿坊跡の石碑(杉林の中に石碑のみ、
かつてはここに多くの宿坊があった)

杉林の中を行く

杉林の道を行く

緩やかに見えるが、かなりの急登が続く

やっと祠の有る頂上に着いた

祠の裏から頂上を後に北に進む

龍門ヶ岳北面の鉄塔の立つ開けた尾根道
(北面草原といわれる。周囲が良く見渡せる)

三津峠

笹の中を行く

杉林の中に続く笹の中の道(緩やかなアップダウンが続く)

細峠への分岐

大峠にある「女坂傳称地」の碑

大峠の標識(針道を経て不動岳への表示)

林道は凍っていた(中を水が流れている)

不動滝に着いた

 この龍門ヶ岳への例会は、2009年3月1日に一度実施しています(一般例会No.151)。その時と今回は
まったく逆のコース採りであります。その時の参加者が、私を含めて7名参加しています(前回は24名)。コース
が違うと全くイメージが異なり所々で一度来たことがあると思い出す程度で新鮮な感じで歩きました。
 日曜日はバス便がない。その分タクシー利用で吉野山口神社の先まで入れアプローチが短縮できる。渓流沿いの林
道をしばらく行くと左に二段の龍門の滝、さらに進むと久米の仙人たちが修行したといわれる龍門寺跡の名残り(何
もない)を見ることができる。道は杉植林の中を行くようになり、うっかりすると違う所に誘われて道を見失う。
我々も途中で曲がり角を直進して大きな滝の下に出て道を見失った。少し引き返して山道に出ることができた。山道
をたどり滝の落ち口を渡ると谷沿いの道を進むようになる。小堰堤を過ぎると二俣に出る。右俣の左の尾根を急登、
ただ真っ直ぐに急登し続け傾斜が緩むと龍門ヶ岳山頂にたどり着く。山頂には岳の明神(高皇産霊(たけみむすびの)
神(かみ))を祀る祠と一等三角点がある。
 そこから北に急坂を下りると、鉄塔の立つ明るい尾根に出る。見晴らしが開けて西に金剛・葛城、正面のかなたに
熊ヶ岳、経ヶ塚山を見ることができる。道はアップダウンを繰り返して坦々(体に応えるような大きな上り、下りが
ないという意味)と続く。三津峠、細峠の分岐を過ぎ、歩き疲れる頃にやっと「女坂伝承地」と書かれた石碑のある
大峠に出る。縦走路はまだ北に続くが、ここから左に下る。針道集落を通って不動滝バス停にたどり着きこの行程を
終わる。ここにはバス便(土・日ダイヤ)が有った。バスで桜井駅へ。
                                           記、写真:大西(恒)

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