一般例会No.231 ベーシック登山No.5・天王山(270m)、十方山(304m)例会記録
概要 『春のいぶきを求めて、歴史ある天王山から十方山へ。』
 
日時 2011年3月26日(土)
天候 晴れ、曇り
担当 秋田文雄、紀伊埜本節雄、野原勇
集合 JR大阪駅 9:00(9:24発 快速米原行き乗車、山崎駅下車)
行程 JR大阪駅⇒山崎駅〜宝積寺〜天王山〜十方山〜水無瀬滝〜山崎駅
参加者 宮平由紀子、青木義雄、岸田暎子、寄川都美子、杉本栄子、和田良次、和田敬子、
三原博子、三原知未、上原進一、和田都子、藤田喜久江、堀木宣夫、寺島直子、
岩崎憲代、新里トヨ、保木道代、翁長和幸、翁長あい子、津川洋子 ・・・ 計23名

10:00 JR山崎駅出発。

10:06 JR踏切を渡った所が登山口。

10:16 宝積寺への参道。

10:23 天王山本堂。

10:30 本堂からの登山道。

10:36 青木葉谷広場よりの淀川の景色。

10:45 秀吉の道(山崎合戦の絵図と説明)。

10:55 山道は広く、明るい。のんびりと登り坂。

11:00 禁門の変の説明板(十七烈士の墓)
真木和泉守始め十七名が自刃。

11:06 酒解神社(自玉手祭来酒解神社)。

11:08 酒解神社と天王山由来の説明。

11:20 竹林混じりの道を天王山へ。

11:25 早い昼食、寒いが輪になって食べれば暖かい。

12:12 京都に近いだけに見事な竹林道。

12:33 急に風と雪となる、画像に表現できないのが残念。

12:55 十方山頂上(国内や外国の山方向を指している)

12:57 十方山の頂上三等三角点。

13:40 手入れされた、竹林の癒やされる山道。

13:45 竹林道を抜けたら展望は広がり、
天王山トンネルから淀川方面まで。

13:50 水無瀬の滝。

 今回の山行は歴史と春の息吹を感じる癒やされた山行の計画でした。JR山崎駅下車、天気は曇り肌寒く参加者が多いので
取りあえずJRの線路沿いに東進する。踏切を渡ると天王山登り口石塔がある。宝積寺へ急な参道ひと登りで宝積寺だ。山門
に重要文化財の金剛力士が出迎えてくれる。ここで登山準備と打ち合わせ、自己紹介を済ませ、本堂の横から山道に入る。広
い坂道を少し登ると青木葉谷広場にでる。展望のよい、壮大な淀川を見渡せる。これより「秀吉の道」の絵図にそって登ると
旗立松の展望台に着く。山崎合戦の巻絵図「秀吉の道」日本画家である岩井弘さんの合戦の様子が迫力あるタッチで表現され
ている。説明文は作家の堺屋太一さん、分かり易い魅力あふれる解説文です。勝敗の分かれ目の時、ここが天下分け目の天王
山と云う由来になっている。鳥居をくぐり、しばらく行くと十七烈士の墓がある。禁門の変御所蛤門で武力衝突し幕府軍敗れ
この地で一戦交えた後、真木和泉守と同士一六名と割腹自刃する。道は平担になり酒解神社(山崎山「天王山となり」山も天
王山と呼ばれるようになった。天王山頂上は広く昼食に早いが皆な輪に成り食事を済ます。急遽歴史に詳しい代表に「秀吉の
道」山崎合戦の秀吉の陣また光秀の陣その前後の動きまた二人の心理など歴史に忠実に興味深く楽しいお話でした。天王山か
ら十方山へ竹林の静かな道を通り雑木林なる。この辺で天気は一時的に風と雪になり非常に寒く十方山に着く頃天気になる。
頂上には木の方位板がある(国内や国外の山の方向を指している)頂上は三等三角点(304.4m)下山は立派な竹林の静か
な道。こんな都会の近くに有るとは思えない。ここを抜けると景色は一転して展望は開け京都方面天王山トンネルの上に出る
舗装道を下ると、水無瀬の滝は20mの美しい滝です。雨も降りだし下山する。JR山崎駅に(14:30)着く。今回の山
行は前半はのんびりと歴史と景色を楽しみ後半は竹林の爽やかな物静かさに癒やされ、最後に美しい滝コースは短いが都会に
近く変化があり自然が残る素晴らし山です。今日は天気も晴れ、曇り、雪、雨と一日変化に富んだ日でしたが心に残る楽しい
山行でした。
                                                 記、写真:秋田

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