一般例会No.232 丹波・八ヶ尾山(677.6m)例会記録
概要 『多紀アルプス東部の名峰です。ヒカゲツツジの多い山ですが開花時期には早過ぎるか?』
 
日時 2011年4月3日(日)
天候 晴れ
担当 大西征四郎、板谷佳史
集合 7:15 JR大阪駅中央改札口(7:21発神戸線に乗車、尼崎、新三田乗換え8:36篠山口着)
行程 JR篠山口駅⇒(タクシー)上筱見〜主稜線〜八ヶ尾山〜小原⇒(タクシー)JR篠山口駅
参加者 田中智子、小椋美佐、寺島直子、保木道代、安岡和子、杉本栄子、仙谷経一郎、神阪洋子、岸田暎子、黒澤百合子、安本嘉代
・・・ 計13名

9:08 JR篠山口駅からタクシーにて
筱見48滝登山口に到着し、出発の準備。

9:12 筱見48滝周回コースを
多紀アルプス縦走路に向かって登る。

9:49 多紀アルプス縦走路に出る、滝周辺までは
りっぱな道標が整備されているが、ここから東へ向か
うと、とたんに整備されたものは何も無くなる。

10:12 起伏の少ないわかりにくい所を
通過してコル状に出ると手製の道標が正しい
コースを辿っていることを教えてくれる。

10:38 やがて顕著な尾根を行くようになるとコースは
間違えようがない。風が冷たく桜の時期というのに冬枯れの風景。

11:20 八ヶ尾山に近づくと岩混じりの尾根になり、
まるでヒカゲツツジのトンネルを行くようになる。

ヒカゲツツジは残念ながらまだまだつぼみでした。

11:24 頂上直下まで岩混じりの尾根で変化のあるコース。

西を振り返ると多紀アルプスの盟主、小金ヶ嶽や三嶽が・・

11:25 八ヶ尾山頂上に立つ。

頂上は地元の有志で整備されており、周辺の
樹木はここまでやるか?というほど全て刈り
取られて無理やりの360度展望。

頂上から西の展望、雨石山と櫃ヶ嶽。

12:28 頂上で昼食の後、地元が整備した南尾根を下降する。

12:43 早くも小原集落の奥にある登山口に下山。

小原の里はまだ梅の季節でした。

13:08 小原の大日堂に到着し、タクシーを待つ。

 ”青い空、豊かな水、広がる緑” をアピールしている篠山市の筱見四十八滝森林公園にタクシーを降りた。
身支度して四十八滝周回コースを登る。裸木の中小石が多いゴロゴロ道を歩く。周回コースを外れると最近の踏み跡が
見当たらない。笹と小木混在した中をカラーテープを頼りに必死に地図を読みながら歩く。コルの中の木に手製の八ヶ
尾山への標識と縦走路を見つけ安心して中休止する。ここからは踏み跡のある、見通しの良い雑木林の中を、時には落
穂を踏みしめながらひたすら歩く。無口な男性に比べ、女性軍団の話し声が又賑やかになってきた。やがて岩稜帯が続
きその隙間に育ったような、ヒカゲツツジの群生が可愛い蕾を付けていた。タクシーの運転手「今、里では梅が満開で、
桜の開花宣言は大分先です」の話しの通り例会概要の?を取り去る山行と成った。樹木の合間に見える麓の藤坂の町並
木も美しい。岩稜帯と小さなピークを幾つか越えて、周囲360度見晴らしの良い八ヶ尾山に着いた。頂上直下の風を
遮る所で大休止をとった。下山路南尾根はよく整備されており、東尾根も頂上からそのように見えた。三嶽修験者が拝
した木造大日如来坐像が安置され、推定樹齢250〜300年の小原の大銀杏もある大日堂でタクシーを待ち快速電車
で帰阪した。
                                         記:大西(征) 写真:板谷

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