一般例会No.235 丹波・三郎ヶ岳(614m)例会記録
概要 『亀岡の奥、静かな里山、ガイドブックにも殆ど紹介されないマニアックな山です。』
 
日時 2011年5月3日(火・祝日)
天候 曇り後晴
担当 三原秀元、秋田文雄
集合 7:30 JR大阪駅中央改札口(7:47発 新快速長浜行きに乗車)
行程 大阪駅⇒京都(乗換え)8:26⇒亀岡8:56⇒(タクシー)小口〜南尾根のコル〜三郎ヶ岳〜南尾根のコル
〜北舎峠〜出雲大神宮⇒亀岡⇒京都⇒大阪駅
参加者 青木義雄、仙谷経一郎、大西征四郎、堀木宣夫、岩本和行、寄川都美子、近藤さとみ、山下登志子、寺島直子、
西村美幸、欅田克彦、宮平由紀子、杉本栄子、松本明恵、小杉美代子 ・・・ 計17名

9:16 タクシーにて入山。小口バス停。

9:17 出発前の打ち合わせと自己紹介。

9:30 民家の庭に咲く石楠花。

9:32 登山口に標示なし。

三郎ケ岳の稜線を眺め山道へ。

雑木林と落葉の静かな山歩き。

数少ない古い標示。

三郎ケ岳主稜線に出る、小休止。

雑木林囲まれた頂上手前のコル。

11:21 二等三角点。

11:21 頂上標示(614m)。

11:25 頂上にて昼食。

11:50 コシアブラの新芽を観察(天ぷらに揚げると美味しいらしい)

12:10 山ツツジと新緑色合いは目の癒やしになる。

P510は展望なし。

空は新緑、足元は落ち葉のジュウタン
自然に癒やされた山道。

山里にきてのどかな景色。

出雲大神宮(縁結びの神様)此れからの
楽しい山行に縁が有りますように。

 ゴールデンウイークの真っ只中、人、人、人で一杯の大阪駅を出発して、亀岡の奥の里に来るとさすがひっそりとして、他の
登山者も人影もない登山口でタクシーを降りる。
 地図上のルートより入山する。道は倒木などで荒れているが、急な尾根に取り付いてしまうと里に近い山のわりには、結構、
自然林が保たれている。樹間越しに牛松山や地蔵山が見え隠れする。尾根に上がったところで小休止とする、その間に下山のた
め地図上には道はないがひょっとして歩けるかもしれない南尾根のルートの偵察をしてみる。2つ3つピークを超えていく面白
そうなルートなので、下りはこれでいこうと秋田リーダーと決める。
 まずは三郎ヶ岳を登頂する。今日は晴れ模様なのだが大黄砂の影響で曇天状態で景色は何も見えなくちょっとがっかりです。
しかしこの山不思議な山で頂上三角点は613.7mであるが、最高点が616mと明記されている。昼食後616mがはたし
て存在するのか探してみるが2.7mも高いような場所がこの付近には見当たらず、ピークハンターにとっては最高点は非常に
気になるので何となく納得できない気持ちです。しかし女性軍はそれより山菜の女王といわれる「こしあぶら」が一杯ありそれ
の採集に夢中です。
 帰路は先ほど偵察したかすかなふみ跡程度の道を赤テープを探しながら地図とにらめっこで地図上のルートのある峠まで尾根
に忠実に1時間かかって到着。後は広い峠道であるが、やはり人が余り入っていないので結構崩れたりしていて歩きにくい道を
出雲大神宮へと下山する。
 最近は有名な山や便利のいい山には多くの人が押し寄せているがマイナーな山にはほとんど人が行かず、これ程登山者が増え
ているのに昔以上に静かで自然が保たれているようです。今日の三郎ヶ岳も公の道標は1本もなく個人が付けたものが少しある
だけでした。里山、藪山も自分でルートを見つけて登れば達成感も倍加すると思います。皆さんも常に探究心を持って山に登っ
てください。
                                               記:三原 写真:秋田

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