一般例会No.248 ベーシック登山No.9 三草山(584.4m)例会記録
概要 『大阪の里山の風景を残す三草山と長谷の棚田。』
 
日時 2011年10月10日(月・祝)
天候 晴れ
担当 秋田文雄、小椋勝久
集合 9:00 阪急梅田駅3F改札口(9:20発 宝塚行き乗車 川西能勢口で能勢電車に乗換え、山下駅下車)
行程 阪急梅田⇒川西能勢口(能勢電車乗り換え)⇒山下駅⇒森上〜慈眼寺分岐〜長谷美濃谷〜才ノ神峠〜三草山
〜ゼフィルスの森〜慈眼寺〜森上バス停⇒山下駅
参加者 堀木宣夫、山下登志子、田中治、福田直也、上原進一、和田都子、藤田喜久江、三原知末、三原博子、喜多田恵美子、
欅田克彦、近藤さとみ、木恵美子、實操綾子、青木義雄、翁長和幸、辻角ますみ ・・・ 計19名

10:55 森上バス停 リーダーの挨拶

岐尼神社 秋祭りのだんじり

秋の里山を歩く

11:30 慈眼寺 到着

棚田を見ながらの昼食、笑い声も童心に帰る

関西自然に親しむ風景100選 長谷の棚田の風景

棚田の中の道を歩く、素晴らしい景色に心弾む

13:00 サイノカミ峠

三草山の杉木立の中を歩く

13:40 三草山 山頂

振り返ると初秋の山頂の雑木林 秋の気配を感じる

保護されている ゼフィルスの森を抜け下山

あと少し ゼフィルスの森から農道に出る

実りの秋 柿も豊作

14:55 慈眼寺到着

15:25 森上バス停

三草山全景

 秋の行楽シーズの三連休の最後の日にのんびりと秋の里山を楽しむべく森上バス停。今日は天気も暑くも寒くもなく
行楽日和で慈眼寺に向けて出発。岐尼神社(神社は秋祭りでだんじりも出て賑わっていた)前を通り間もなく長谷川沿
いに車道の右横に小さな案内板に従って、長谷川沿いに行くが慈眼寺に折れる道が分からず、三草山と長谷の棚田は分
かるが。地図を片手にキョロキョロと、なんとか慈眼寺に着く。相変らず車道を行くと才ノ神峠の標識がある。ここか
ら長谷の棚田が見える。長谷の棚田の近くで畑の土手で一列に並び昼食をとるが、のんびりとした風景で棚田は稲刈り
が終わった後。しかし土手にはコスモスとススキが咲き何といっても茅葺屋根に柿の木が実った、この風景は子供の頃
の日本の心の故郷だ。皆な童心に帰り遠き昔の遠足を思い出し、風景と昼食を楽しんだ。長谷を後に、舗装された道を
30分ほどで才ノ神峠に着く。峠は古くから摂津丹波の交通の要所で能勢路最古の石の道標。源平合戦の三草山の勢揃
の案内板など、歴史ある峠です。此れより三草山には登山道らしい道で少し急な木の階段上登ると三草山の頂上で三等
三角点があり、解放的な展望が広がり北摂の南部の山々(妙見山.中山連山.堂床山.愛宕山.大船山.その他)が一望でき
る。下山は稜線を巻くように、ゼフィルスの森に、この辺は雑木林ながら(ゼフィルスとは日本に生息するミドリシジ
ミ類の蝶のことで、ゼフィルスという愛称で呼ばれている小型の蝶)トランス協会のボランティアにより美しい森林に
保たれている。ここを下るとコンクリート道をしばらく行くと慈眼寺に、そのまま前の車道を行くと来た道をたどれば
森上バス停。今日一日のどかな能勢の山に日本の里山の風景を満喫した、楽しい一日でした。

                                         記:秋田 写真:小椋(勝)

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