一般例会No.257 和歌山・高森山(285m)、四国山(240m)、甲山(212m)
10周年記念山行・大阪湾を巡る隠れ山シリーズNo.1 例会記録
概要 『和泉山脈最西端の山々、大阪府県境を歩く。淡路島から明石大橋まで大阪湾を一望するすばらしいパノラマです。』
 
日時 2011年12月11日(日)
天候 晴れ
担当 三原秀元、翁長和幸
集合 7:30 南海・難波駅3F改札口前
行程 難波駅⇒加太駅⇒(タクシー)大川〜高森山〜四国山〜甲山〜西庄駅
参加者 松本明恵、寄川都美子、寺島直子、三浦清江、横内まみね、小杉美代子、岡本佳久、山本洋、西村美幸、西村晶、笠松マサヱ、
野口秀也、磯辺秀雄、堀木宣夫、福田直也、安本嘉代、安本昭久、谷村洋子、紀伊埜本博美、欅田克彦、小椋美佐
・・・ 計23名

9:40 南海加太駅でタクシー待ちの面々

10:00 登山口でのミーティング

丘の上に加太休暇村の建物が小さく見える

趣のある里山の道。椎林の中を行く

12:30 高森山頂上

頂上でのランチタイム

大阪湾の向こうに見える淡路島。高森山頂上から

四国山への途中から見える紀伊水道とすすき。晩秋を感じる。

四国山頂上と友ヶ島。その奥が淡路島。

四国山山頂で位置を確認している仲間達。山頂の位置がどうもおかしい?

りんくうのゲートタワーホテルがよく見える

紫式部と云う植物らしい

14:50 多奈川から西ノ庄へぬける峠で最後の休憩となる

15:40 西ノ庄駅にて。ご苦労様でした。

   「大阪湾を巡る隠れ山シリーズ」の第1回目と言う事でもあり、多数の方の参加でにぎやかな山行となりました。
 高森山は大阪府山岳連盟が「大阪50山」に選んだ山ではあるが、標高が低く足の便も悪い為余り登られていない山です。
バブルの頃には山麓に自然公園なども出来、高森山と四国山との間などは道も整備された様子でベンチや展望台なども残っ
てはいるが最近では手入れもされていないようです。取付点などにも道標もなく分かりにくく、案の定、先頭チーフのミス
で尾根を一つ間違えたりしながら、西村リーダーのGPSに助けられ高森山にたどり着く。参加者の人には余分なアルバイ
トをしてもらうことになり申し訳ありませんでした。
 高森山はこじんまりとした頂上で大阪府で最も西端にある三角点のある山です。正面には淡路島が北から南へ横たわって
いるのがすごく大きく見える。四国山はもっと展望が良く近くには友が島や、名前の四国までかすかに見えている。眼下に
は広大な平原が広がっている。これは関西空港を作るときに山を切り崩して土を持って行ったらしく、後に工業団地でも作
るつもりだったのか、今では進出する企業もなく今の日本の現状をまざまざと見せ付けられてるようです。
 下山は林道通しに6Kmの道を、初冬のやわらかい日差しを浴びながら西ノ庄の駅に向かう。
今日は時間の都合で甲山には行けませんでしたが、本来大阪府県境に踏み跡程度でも道があれば500mも縦走すれば甲山
にいけるのにと思わずにいられない。府岳連の力で大阪府県境大阪北部も含め全体にトレイルを実現して欲しいものです。

                                             記:三原 写真:翁長

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