一般例会No.258 大和・葛城山(958.9m)
10周年記念山行・近畿の山EPE特選コース−2 例会記録
概要 『ハイキングコースを一歩離れると、静寂が味わえるお勧めのルートがあります。』
 
日時 2011年12月18日(日)
天候 晴れ時々曇り
担当 本郷善之助、板谷佳史
集合 8:00 近鉄・阿部野橋駅
行程 阿部野橋駅⇒尺土駅⇒新庄駅〜屋敷山公園〜布施城跡〜持尾辻〜葛城山〜葛城ロープウエイ前〜御所駅⇒阿部野橋駅
参加者 欅田克彦、青木義雄、奥中種雄、安本嘉代、谷村洋子、堀木宣夫、安本昭久、松本明恵、保木道代、寄川都美子、
寺島直子、小椋美佐、近藤さとみ、杉本栄子、田中和美、紀伊埜本博美、江本恭子、神阪洋子、田中智子、柴田弘子、
和田敬子、笠松マサヱ、安岡和子、福田直也、小杉美代子、長瀬茂正 ・・・ 計28名

8:55 近鉄新庄駅前にて出発の準備

長い隊列が新庄の町を行く、駅からの歩き
だから山頂までの高度差は850m程度ある

9:23 屋敷山公園にて名張からの
参加者も合流し、改めて今日の予定確認

新庄市街を抜けると葛城山の山麓風景が展開する

道すがら、二塚古墳に立ち寄る

布施城跡への尾根道に取付く、登山者は少ないようで道は荒れ気味

10:50 寺口の集落を抜け約1時間の急登で
布施城本丸跡に到着、大和盆地を見下ろす展望の地

布施城の歴史説明板、こんな身近な山域
にも戦国時代の悲哀の場所があるのでした

布施城跡をあとにするあいかわらず長い隊列

主稜線に出るまで更に急登が続く

11:27 大和葛城山への縦走路(ダイヤモンドトレール)
に飛び出す。主稜に出ると西風が冷たい

13:40 大和葛城山頂上着

山頂から和泉の山々、一日中冬空で風は冷たい

15:06 櫛羅の滝を経てロープウェイ乗り場に
下山したが、バスの時刻が合わないため御所駅まで
歩くことに、16:00頃御所駅に到着して解散した

 EPE特選コースの選定にあたって、おなじみの山であってもよいからユニークなコースを選んでほしい、
なおかつ誰でも参加できて、もちろん日帰りで・・・というような条件でした。あまり知られていないコース
となると交通の便が悪くなりがちなのでずいぶん悩んだ末の選定でした。
大和葛城山といえば、ほとんどのEPEクラブ会員は普段大阪側から眺めているはずですが、奈良側の山麓は
「葛城王朝」や「役行者の生誕地」等、多くの歴史の場となっており、また近代では司馬遼太郎の生誕地であ
り、作品にもしばしば登場する地域でもあり、歩いてみると興味が尽きない所です。
今回はその一端をうかがえるコースであったと思います。あいにくの寒い冬空の元での例会で、一般例会とし
ては少々長丁場のコースでしたが、皆さん元気に完歩していただきました。

                                  記:板谷 写真:板谷、長瀬                                              

山域別例会記録一覧へ 年度別例会記録一覧へ TOPページへ