一般例会No.273 丹波・黒頭峰(くろつぼ・620.6m)、夏栗山(600m)例会記録
概要 『多紀アルプスの西端は三尾山とされていますが、更にその南方につながるこれら二峰も範囲に入れる見方もある。
丹波の隠れた静かな山域。』

 
日時 2012年5月13日(日)
天候 晴れ
担当 板谷佳史、大西恒雄
集合 7:15 JR大阪駅中央改札口(7:21発 神戸行きに乗車、尼崎、新三田乗換え、8:36 篠山口着)
行程 篠山口駅⇒(タクシー)佐仲ダム〜佐仲峠〜三尾山主峰〜黒頭峰〜夏栗山〜高倉〜国道176⇒(タクシー)篠山口駅
参加者 杉本康夫、青木義雄、神阪洋子、田中智子、奥中種雄、安岡和子、山下登志子、寺島直子、寄川都美子、紀伊埜本節雄、
紀伊埜本博美、福田直也、欅田克彦、小椋美佐、笠松マサヱ、谷村洋子、安本昭久、安本嘉代、黒澤百合子、長瀬茂正
・・・ 計22名

8:50 佐仲ダム湖最奥でタクシーを降り、出発の準備。

ダムから佐仲峠への林道を辿ると爽やかな新緑とふじの紫が目にやさしい。

佐仲峠への林道はやがて狭まって、山道に変わり峠道らしくなる。

9:25 佐仲峠に立つ。吹き抜ける風が爽やか。

峠から三尾山主峰を往復する。

10:00 三尾山頂上、2005年4月の例会以来の山頂に立つ。

三尾山主峰山頂は三尾城址でもあり、春日の町と多紀アルプス連山の展望地。

三尾山山頂からの南面、これから向かう
右:黒頭峰と左:夏栗山。間に覗くのは白髪岳と松尾山。

11:00 黒頭峰山頂(二等三角点)に到着。
ここで昼食休憩。樹林に囲まれ展望無し。

12:15 夏栗山に到着、山頂付近には名もない薬師像がまつられている。

夏栗山山頂も樹林に囲まれているが、地元の手で
展望台が設置されており、南面の展望が得られる。

13:40 夏栗山の麓、高蔵寺に下山する。

高蔵寺に咲いていた「クリンソウ」

14:10 国道176号に出て、迎えの
タクシーを待つ、左が黒頭峰、右が夏栗山。

 黒頭峰は地理院の地形図では「クロズホウ」だが今西錦司も「クロツボ」と呼称して紹介している。そのいわれについては、
長くなるので省略。
夏栗山と並んで同じ形の優しい二峰を連ね、岩っぽい多紀アルプス中では異色の美しいピークだ。爽やかな新緑の中、丹波の里
山歩きを楽しめた。今回を含め計7回の例会で、多紀アルプス連山の主稜線にあるピークを網羅できたものと思う。丹波にはま
だまだ楽しいピークが点在します、紹介を続けますのでご期待を・・・。
                                          記:板谷、写真:板谷、大西(恒)

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