一般例会No.274 北摂・深山(790m)
10周年記念山行・大阪湾を巡る隠れ山シリーズ No.6 例会記録
概要 『大阪の最北端の山で草原状の高原であるが、ここから瀬戸内海と若狭湾まで見えると言うが本当かな??』
 
日時 2012年6月17日(日)
天候 曇り時々晴れ
担当 三原秀元、本郷善之助
集合 7:30 阪急梅田駅 3F改札口前
行程 梅田⇒川西能勢口⇒山下⇒(タクシー)天王〜深山〜るり渓⇒(タクシー)園部駅⇒京都⇒大阪
参加者 紀伊埜本節雄、紀伊埜本博美、奥中種雄、西村晶、西村美幸、欅田克彦、堀木宣夫、岡本佳久、寄川都美子、
谷村洋子、安本嘉代、岸田暎子 ・・・ 計14名

能勢電鉄の山下駅よりタクシーで登山口の天王小学校前
で下車、本日のコース概要説明を聞いて出発する

昨日の大雨も上がりよい天気になりそうです

雑草の少ない緩やか斜面を登る。山椒の木が沢山生えて
おり若葉を摘むと良い香りが指先より広がる

鳥居の先に三角点があり、盛り土をした上に大きな石がありました

北摂山域の最高峰です。展望は360度ぐるっと
見渡せます、遠くには大阪湾も見えました

お天気が良ければ、日本海の若狭湾も見える
そうですが雲が多くて無理のようです

笹原の南峰を登り 周辺の山がよく見える尾根筋を下る

るり峡の入り口より谷の遊歩道に入る

岩盤の続く谷である、昨日の雨で水量が多くて迫力のある渓谷でした

るり峡入り口の休憩所より、タクシーで園部駅に向かう

 天気予報では50%の確率の雨である。案の定夜半には大雨である。しかし創立10周年記念山行でもあるので、
中止は難しいので決行とは決めていたが、朝、家を出るときには雨は上がっている、どうせ又どこかで降られる覚悟
で出かける。深山は大阪北部の山では最高峰であるが足の便の悪さから、大阪からはあまり行く人の少ない不遇の山
である。大阪府の最北の集落、天王より荒れた林道を行く。めったに人も訪れない領域なのか野生の鹿が驚いて何度
も逃げて行く。急なクリやナラの林を登っていくと思ったより早く頂上直下の林道にとび出す。頂上には気象用レー
ダー施設があり、深山宮の鳥居と御神体の大岩が鎮座していて清々しい頂上である。曇り空ではあるが視界はよく効
き360度の展望は大阪市内まで見渡せる。北部は大江山も見える、その向こうの若狭湾まで見える日もあるのだろ
う。下山は南へるり渓方面への新しい道を下る。るり渓は戦前から関西の有名な渓谷の1つであったらしいが今では
水は濁って泥臭い臭いのする渓谷になっているのは少々ガッカリでした。今日は梅雨時の山行なので、雨元で来てい
ただけに思わぬ天気に拾い物をした感じの一日でした。               記:三原 写真:西村(晶)

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