一般例会No.281 大和・額井岳(821.2m)、戒場山(737m)例会記録
概要 『大和富士といわれる秀麗な額井岳と戒場山をラウンドします。途中、聖徳太子が建立したといわれている戒長寺や万葉集に
出てくる山部赤人の墓を訪ねます。晩夏の一日、一緒に汗を流しませんか。』

 
日時 2012年8月26日(日)
天候 晴れ
担当 翁長和幸、三原秀元
集合 近鉄鶴橋駅 7:45 近鉄大阪線・急行 青山町行きホーム(7:55発 急行・青山町行きに乗車、8:47 榛原着)
行程 榛原駅⇒(タクシー)十八神社〜額井岳〜戒場山〜戒長寺〜山部赤人の墓〜天満台東3丁目⇒(バス)榛原駅
参加者 近藤さとみ、寄川都美子、安本昭久、安本嘉代、谷村洋子、欅田克彦、福田直也、堀木宣夫 ・・・ 計10名

9:10 十八(いそは)神社前タクシー下車。出発

9:15 十八(いそは)神社

9:45 うっそうとした植林帯を登る

10:10 額井岳頂上着 我々だけの頂上

10:35 頂上からの急降下、さわやかな風が樹間を吹きぬける。

11:55 戒場山着。ここも誰もいなかった

12:40 戒長寺着、境内の大銀杏がさすがに大きかった

13:00 東海自然歩道から見えた額井岳 右側のピーク

東海自然歩道にある山部赤人の案内板

13:30 山部赤人の墓

13:30 山部赤人の墓前から見た戒場山

14:10 天満台バス停からの額井岳 左側のピーク

 登山にとっては当り前だが、特に今回のコースは天気の良い時に行ったほうが良いようだ。雨天の日は止めた方が賢明だ。
全体を通じて樹木が多く、太陽の光があまり差し込まず、薄暗い感じの登山道が続く。切開きがあったのは額井岳頂上付近だ
けで、戒場山も木々に囲まれて薄暗かった。しかし今回はそのお蔭で涼しく、樹間を吹きぬける風は秋を感じさせる爽やかさ
であった。冬枯れの時期はもう少し明るいコースになるかも。バス停付近から見える額井岳は見栄えが良く、大和富士と呼ば
れるのも納得した。
 今回のもう一つの興味は、山部赤人の墓を訪ねる事であった。山部赤人は下級官吏であったそうだが、万葉の歌人として、
その名は今日まで語り継がれている程、著名な人物である。そのような彼の墓としては五輪の石塔しかなく、見る者には寂し
さを感じさせられる。周りに生垣や何か祀りものがあってもよさそうに思えた。この墓は間違いなく彼のものであるという、
歴史的検証はなされていないようだが、近隣の村人は信じて疑わないという事でした。
                                                 記、写真:翁長

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