一般例会No.289 ベーシック登山No.15 北陸・賤ヶ岳(421m)と余呉湖 例会記録
概要 『戦国の歴史を刻む古戦場・賤ヶ岳と余呉湖を巡る。琵琶湖の展望良好』
 
日時 2012年11月3日(土)
天候 曇り
担当 秋田文雄、大石隆生
集合 JR大阪駅中央改札口集合 8:20(JR東海道本線新快速・近江塩津行き乗車、余呉駅下車)
行程 JR余呉駅〜江口登山口〜中川清秀の墓〜猿が馬場〜賤ヶ岳山頂〜飯通切通し〜国民宿舍余呉湖荘〜余呉湖湖畔道〜衣掛柳〜JR余呉駅
参加者 青木義雄、松本明恵、三原知未、三原博子、寄川都美子、山本洋、欅田克彦、小杉美代子、上原進一、吉田伸實 ・・・ 計12名

10:40 余呉駅前で、リーダーから今日のコースの説明を聞く。

10:58 岩崎山砦跡を行く。

11:33 大岩山砦跡着、左奥が豊臣方の武将中川清秀の墓石。

歩きやすい登山道を賤ヶ岳へ。

12:28 賤ヶ岳頂上着、「はい、チーズ」。

眼下には余呉湖が広がる。

東には伊吹山が望める。

13:29 賤ヶ岳登山口に下山、目の前には余呉湖が広がる。

13:44 余呉湖畔で休憩。

14:24 大岩山を前方に、賤ヶ岳を
右に見ながら歩く。余呉駅はもうすぐ。

 琵琶湖八景に入る、余呉湖と賤ヶ岳又賤ヶ岳古戦場は戦国時代の歴史的ハイキングで羽柴秀吉と柴田勝家が決した合戦場跡と、
余呉湖の湖畔を一周するコースです。大阪出発の時は晴れていたが。余呉駅に着くとさすがに湖北で肌寒く北国の冬を思わせる。
空は雲も低く鉛色した気の重く成るような空模様。空模様とは逆に寒いと、言いながら皆な元気よく余呉駅を出発。羽衣橋を渡る
と江口登山口(10:50)ここは賤ヶ岳の登山口の道標がある。よく踏まれた歩き易い緩やかな山道。しばらく登ると「大岩山
登山口の分岐の道標」に出会う。さらにブナや赤松の樹林の山道を行くと、中川清秀の墓の道標此れより2〜3分道より外れた所
に墓がある。中川清秀は大阪茨木の城主で秀吉に味方して、賤ヶ岳の戦いで先鋒として大岩山砦で柴田勝家の勇将、佐久間成政の
猛攻にあい戦死する。道は緩やかな登りで杉木立の中を進むと、中川清秀の首洗池の分岐を過ぎて猿が馬場(ここで秀吉が敵方の
追撃戦を指揮したと伝えられている)しばらく行くと急勾配の登りに前が開けてくる頃熊に注意のカンバンがある。山頂にでる。
頂上(421.1m)三等三角点あり12:30。視界が一気に広がり、北の眼下に余呉湖と南の眼下に奥琵琶湖と山本山へ続く
山並が美しい。どんよりした鉛色の空と波一ツ立たない静かな両湖。此の景色は水墨画を見ているようだ。山頂から余呉湖荘には
飯浦切通し分岐コルまでは急な下り。あとは広い山道で頂上より30分ほどで、余呉湖の湖岸沿いの車道に13:30に着く。車
道を左折し8分ほど歩くと途中トイレあり、ここから湖畔沿いに余呉湖を年中静かな湖と言われ「鏡湖とも呼ばれている」対岸に
は今日歩いてきた大岩山や賤ヶ岳の山並を眺め里山の湖畔の静かな散歩道を余呉湖の終わりの頃天女が水浴びに舞い下りた時羽衣
を掛けたと言われる、立派な衣掛柳の大木。これを過ぎれば余呉駅14:30着く。全員元気に解散お疲れでした。
                                                記:秋田 写真:大石

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