一般例会No.296 三重・高見山(1248.3m)例会記録
概要 『樹氷を見に行きましょう。4年前には北尾根からでしたが、今回はポピュラーなコースを登ります。』
 
日時 2013年2月3日(日)
天候 晴れ
担当 翁長和幸、杉本康夫
集合 近鉄・鶴橋駅、急行・青山行きホーム 7:40(急行青山行き 7:55発乗車、榛原 8:49着、バス乗車 高見山登山口へ)
行程 榛原⇒高見山登山口〜小峠〜杉谷・平野分岐〜高見山〜高見平野⇒榛原
参加者 寄川都美子、杉本栄子、福田直也、紀伊埜本節雄、紀伊埜本博美、和田都子、和田敬子、喜多田恵美子、實操綾子、真下好雄、
小杉美代子、板谷佳史、青木義雄、片山純江、藤田喜久江、安岡和子、近藤さとみ ・・・ 計19名

9:42 何便も増発される登山バスに乗り杉谷の高見登山口に到着する。
(路線バスはすでに廃止されておりこのバスだけが唯一の公共交通手段)

11:05 小峠で小休止の後、本格的な登りになる。

主稜線に乘るまで急登が続く、大勢の登山者で時には行列状態。

主稜線に出ると傾斜も緩み、国見岩などの見どころを
通過して行く。陽射しも暖かく冬山とは思えない。
果たして期待の雪景色は見られるのだろうか?

12:25 頂上稜線に出ると凍り付いた積雪が現れ、アイゼンを着ける。
暖かな天候ではあるが、この辺りからすっかり冬景色となる。

スパッツやアイゼンが初めての人も居るが、
家で練習してきたらしく全員合格でした。

いよいよ頂上直下を登るようになる、樹林は真っ白になり歓声があがる。

積雪は少なく足元は半分黒々としてはいるが、
紺碧の空に映える樹氷ですっかり冬山気分。

北面に入るとさすがに風は冷たく、厳しい冬山の風景。

12:46 高角神社の社が見えると高見山頂上だ、
風下側に回ると暖かく春のようだ。

山頂から北の展望、北側はさすがに寒々とした景色。

13:20 山頂で昼食の後、台高や大峰の山並みを
眼下に下山を開始する。16時が帰りの登山バスの最終だ。

15:30 平野に下山する。ここから帰りのバスに乗車。
(登山バスの帰路はここからしか出発しない)

16:30頃、榛原駅に到着、解散する。

 前日までの陽気で樹氷はあきらめていた。
杉谷・平野コースの合流点でも、ちらほら木陰に雪があるぐらいで期待は益々薄らいでいったが、登
山道の所どころに雪がでてきた頃より、樹氷の中を行くようになる。北斜面は樹氷で一面の白い雑木
林となっていた。メルヘンの世界だった。一方、顔を上げればブルースカイをバックに樹氷が逆光の
中に光っている。これも又、良しである。
山全体が雪におおわれている時の樹氷は、単なる冬山の景観でしかないが、黒々とした山肌の中にあ
る樹氷というのは、白がより強調され趣を増すように感じた。中々良いものである。
今回は樹氷真っ盛りという程ではなかったが、参加してくれた仲間の皆さんには、多少なりとも満足
してもらえた事と思っています。
初めてアイゼンをつけて歩く人もおり、相変わらずワァー・ワァーと賑やかな楽しい一日でした。

                             記:翁長 写真:杉本(康)、板谷

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