一般例会記録Ｎｏ．297

概要	『鏡石山から山城跡の点在する藤白山脈（長峰山脈）を縦走するコースです。海南市の南東西に細長く伸びた藤白山脈には主峰の鏡石山をはじめ、大野城跡、熊野古道の藤白峠など見所の多い縦走コースです。』
日時	２０１３年２月１０日（日）
天候	晴れ
担当	小椋勝久、大石隆生
集合	ＪＲ海南駅　９：００（天王寺発７：２８紀州路快速和歌山行き乗車、和歌山駅８：３８紀勢本線御坊行きに乗り換え、ＪＲ海南駅８：５２着）
行程	ＪＲ海南駅⇒陶芸の里～鏡石山～熊尾寺山～藤白峠⇒ＪＲ冷水浦駅
参加者	堀木宣夫、欅田克彦、安本嘉代、谷村洋子、寄川都美子、近藤さとみ、福田直也、紀伊埜本節雄、紀伊埜本博美・・・　計１１名


９：１２ＪＲ海南駅からタクシーで禅林寺の駐車場に着き、ここから歩き始める。			里道を別所越へと進む。
冬枯れの別所越を登って行く。			１０：２５　幡川林道を横切り陶芸の里へ。
熊尾寺山の東側をトラバース。先程の別所越とは大違いの日溜りハイキング。			１１：３８　鏡石山頂上に到着。
頂上から南には、昨年例会があった白馬山が望まれる。			１２：３４　熊尾寺山頂上は一面の藪。頂上手前で休憩しててよかった。
ウバメガシを両側に見ながら、日溜りハイキングはまだまだ続く。			１３：２２　広々とした大野東城址に着いた。
山道をぬけるとと明るい農道にでる			地蔵峰寺の近くで見かけた満開のロウバイ。
ミカン畑から突然地蔵峠が現れる			１４：３７　御所ノ芝からは眼下に海南港が広がる。
海が間近に迫り、ＪＲ冷水浦駅はもうすぐ。			１５：２３　ＪＲ冷水浦駅に着き、列車を待つ参加の面々。お疲れさまでした。

　阪和自動車道を南に向いて走っていると海南市に差し掛る頃、前方に高速をふさぐ様に横たわる山脈が見えてきます。
それが以前から気になっていた藤白山脈（長峰山脈）です。海南市からタクシーに分乗し禅林寺へ、禅林寺からしばらく里道を歩
き別所越へ。別所越から山道を歩いていると突然、林道に出る。林道を横切り陶芸の里へ、陶芸の里からは有田から海南市を結ぶ
古道を歩く。古道沿いには、大野城主の墓や、茶屋跡などがあり当時のにぎわいを偲ばせる遺構も数多く残っており、話も弾み楽
しく歩く事が出来た。鏡石山で休憩し長峰山脈主稜線を木漏れ日の中、快適に歩くことができたが、オフロードのオートバイとの
鉢合わせには身の危険さえ感じさせられ、楽しい気分を損ねさせられた。大野城跡を過ぎ、藤白山を過ぎたあたりで突然みかん畑
に出る。みかん畑の農道を歩き地蔵峠へ、地蔵峠では以前、例会で企画された熊野古道で来たこともある御所ノ芝で休憩、景色の
素晴らしさに疲れも癒され、冷水浦駅目指し下山した。今回は少し長丁場でもありエスケープルートなどを考えるなど心配しまし
たが、見所もたくさんあり、変化に富んだ山行きだったせいか皆元気に楽しく歩く事ができました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記：小椋(勝)　写真：大石、小椋(勝)

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