オプション例会No.50 台高・大杉谷上部西谷遡行 例会記録
概要 『本年度沢登りシリーズの総仕上げ、
    大台山系の最高峰につきあげる谷をつめる』
堂倉滝
10/1 13:00 
堂倉谷・西谷との出合に懸かる堂倉滝
日時 2005年10月1〜2日(土・日)
天候 2日とも晴れ
担当 山枡、板谷
集合 近鉄吉野線/大和上市駅8:30 車に分乗
行程 大台駐車場〜日出ガ岳〜堂倉小屋〜西谷遡行〜西谷橋
〜大台辻〜駐車場
参加者 宮平、本郷、黒澤 ・・・ 計5名
     
大台ガ原駐車場からスタート
10/1 10:00 駐車場をスタート

10:37 日出ガ岳山頂
日出ガ岳から西谷を見下ろす
今日、明日遡る西谷を見下ろす
堂倉谷の吊橋(閉鎖中)
13:06 堂倉谷吊橋に下りつく

13:34 西谷に入り遡行開始
すぐにゴーロ帯になる
ゴーロ帯の通過
  三滝付近   
粟谷の出合をやり過ごすといよいよ滝が現れる、三滝と呼ばれている付近
     
15:03 折滝、この滝は右岸を高巻いた この上部に格好のテント場を見つける   
谷中での焚き火は心が落ち着く     
16:05 折滝上部でキャンプ、さっそく焚き火のそばで豪華な夕食。岩小屋があり3人はここで寝た。   
  巴滝   
10/2 6:35 朝一番、数分のところに巴滝が現れ、目が覚める。どこを巻こうか?   
対岸の林道が見える
7:31 巴滝を巻くのに失敗して3時間
もの大高巻きをやらかしてしまった。 

対岸の林道以上の高度まで上がってしまい
さて、どこを下るか?思案中 

9:49 やっと巴滝の落ち口へ戻る 

巴滝上部、しばらく静かな流れが続く
  


  

林道工事の土砂落下につき立入
禁止の看板、いつ頃のものだろうか? 

11:04 横見滝。
ここは左岸をトラバースして
落ち口へ立つ 

横から見るから横見滝 
横見滝の通過
横見滝の落ち口に立つ 
  ゴルジュ帯、見事な水の色 
ゴルジュは左岸を巻く
 
横見滝の上部、夫婦滝まではゴルジュ帯    

ゴルジュを巻く時上から見える無名滝 
核心部をぬけてホッとする
13:21 ゴルジュ帯も終わり大休止 

13:37 最初の堰堤を確認
 

14:04 大台だと堰堤さえ
きれいな絵になる 
林道工事で谷は荒れている
時間も迫ったので上部は割愛して林道へ
  
後は日が暮れても帰れる
14:06 林道着、起点から
32.5の表示がある 

14:51 西谷橋着、ここで
林道を離れ山道へ  
ここは台高山脈縦走路上
15:09 大台辻に到着、筏場方面へは
通行禁止になっている 

16:32 安心橋は新しく架け替え
られている、この付近も崩壊が激しい。 
日暮れまで行動することはめったにないが
なんとか日が暮れる前に川上辻に到着
この後、17:45 駐車場着
  OB会員4名とゲスト会員1名、久しぶりにハードな山行をしました。
 西谷の予備知識をほとんど収集しないまま入谷し、滝の通過・高巻きルート探しに
 苦労したり失敗したりで、余計な時間とアルバイトを費やしてしまった。
 しかし、おかげで昔の伐採関係者しか目にしたことが無いであろう、アングルで
 大台山系を眺めることができた。
 大杉谷や筏場道は吊橋の倒壊等で通行禁止になっており、一般登山道は荒れ気味と
 なっている。 そのため、この付近は原始の姿を取り戻しつつあるように感じた。
                    (記:板谷、写真:本郷、板谷、宮平)
     
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