オプション例会No.57 対馬・矢立山(648m)、白嶽(518m)例会記録 |
概要 | 「対馬・朝鮮海峡を眼下にした壮観な登山です そして対馬をめぐる歴史探訪をプラスした特別シリーズです。」 |
4/12 白嶽頂上より雌嶽を望む |
日時 | 2006年4月10日(月)〜14日(金) | |
担当 | 深井、村本 | |
集合 | JR新大阪駅 | |
行程 | 4/10 新大阪⇒博多(ジェットフォイル)⇒対馬 4/11〜13 登山と歴史探訪 4/14 対馬⇒博多⇒新大阪 | |
参加者 | 神阪夫妻、西田、村浜、安田、竹中(ミ)、大西(幸)、岩本 ・・・ 計10名 |
4/10 【天候:雨】 11:29新大阪⇒13:57博多⇒17:05厳原港⇒17:30対馬グランドホテル(泊) 博多港から最速のジェットフォイルでも1時間47分かかる。やはり近いようで対馬は遠い。 晴天なれば風光明媚なホテルだが、明日は降らないでほしいと願い早めに部屋にひきあげる。 4/11 【天候:雨】 昨日に続き雨、登山は諦め、レンタカーにてドライブと観光に予定変更する。 午前中は白嶽と矢立山の登山口を確認する。 午後から対馬「宗家」の墓、「万松院」、金田城址、対馬資料館をゆっくりと見学する。 万松閣(泊) 15時現在まだ雨は降っているが、天気予報では明日は晴天と報じている。早めの夕食を済ませ就寝する。 | |||||
4/10 新大阪駅集合風景 |
4/11 厳原の昔ながらの石垣 |
4/11 対馬資料館内 ツシマヤマネコの剥製 | |||
4/12 【天候:快晴後曇り】 7:40宿出発⇒8:10白嶽登山口〜11:10白嶽頂上〜14:50白嶽登山口 ⇒15:40矢立山登山口〜16:00矢立山山頂〜19:10西泊国民宿舎(泊) 晴天を迎え、まず、対馬盟主の「白嶽」に向かう。わずか500mちょっとの山と甘く見たが意外と遠い。 白嶽直下の登りはロープが随所に張られており韓国からの登山者が下山中で混雑する。 狭い頂上稜線で昼食、360度の展望に満足する。 | |||||
白嶽登山口にて |
三つ葉ツツジが満開の中を行く 韓国からの団体登山客(50数名)が・・・ |
ここで半分の行程、道標も韓国向けが完備 (韓国から年間6,000名の登山者が来る) | |||
頂上岩峰が見える、ここから約50分 |
最後の登りはロープが張られていた | ||||
白嶽頂上風景 |
白嶽頂上の南面は鋭く切れ落ちている | ||||
白嶽頂上直下にて全員集合 |
白嶽下山後の林道より白嶽を望む | ||||
白嶽は双耳峰で岩峰が二つあり、なかなか勇峻な感じ この後、矢立山登山口に移動する。 |
白嶽登山口に戻ると15時を回っていたが、対馬最高峰の 矢立山を目指すことにする。 小一時間で最短距離から矢立山を往復できた。 その後、約2時間のドライブで北上し、比多勝西泊の国民宿舎 上対馬荘へ向かう。 | ||||
矢立山(対馬最高峰)の頂上(三等三角点) |
矢立山頂上にて | ||||
4/13 【天候:時々小雨】 8:30宿出発⇒16:30対馬グランドホテル(泊) ここ、比多勝西泊は対馬の北端よりわずか北東の位置にあり、韓国釜山まで高速フェリーだと 1時間30分で着くという国境の近さである。(韓国まで49Km、博多まで149Km) 豊砲台跡⇒韓国展望台(晴天なら釜山が見えるという)⇒「ヒトツバタコ」の群落(花は5月なのでまだ) ⇒湊集落にてツシマヤマネコ保護センターと野鳥に詳しい岩本氏の案内で付近散策⇒茂木浜にて 日露戦争時の遺物見学⇒和多都美神社⇒久須保水道と万関橋⇒対馬グランドホテル | |||||
豊砲台跡にて、要塞の入り口 |
茂木浜・ロシアの巡洋艦「ナヒモフ」の大砲 | ||||
和多都美神社展望台から浅茅湾(あそうわん)を望む 浅茅湾は日本一複雑なリアス式海岸として知られ、 その総延長は400Km近いという。 |
久須保水道 対馬で一番狭い場所で東海岸から西海岸へ少しでも 早く抜けられるように日本海軍が日露戦争に備えて、 当時の貧弱な土木技術で掘削した。その後拡幅され 満々たる水の流れと雄大な眺めはなかなかの景観だ。 | ||||
4/14 【天候:曇り強風】 8:15ホテル出発⇒12:30対馬空港13:05発⇒14:05博多空港⇒JR博多14:49発⇒17:28JR新大阪着 午前中はまだ見ていない観光をすることに。 蒙古襲来で有名な小茂田浜へ行く⇒椎根集落で石置屋根の見学をする⇒ 最南端の西にある美女塚に行ってみることにしたが、途中で高速フェリーが欠航になったと連絡入り急遽中止に。 厳原港に引き返し、幸い飛行機の手配ができたので、博多空港経由で帰阪することができた。 (なお、一部の人はフェリー運航まで待ったが同日中に帰阪することができた。) | |||||
小茂田浜にて 蒙古来襲時の模様を描いた看板がある。 |
小さな漁港だが、蒙古来襲の記念碑と神社が鎮座している。 | ||||
山域別例会記録一覧へ | 年度別例会記録一覧へ | TOPページへ | |||