オプション例会No.77 大峰・前鬼川孔雀又谷右俣遡行 例会記録
概要 『流域面積は大きく、中程の滑滝と二股から上流の奇岩怪峰が見所です。』
7/28 6:05
前鬼林道から不動七重滝
日時 2007年7月27日(金)〜29日(日)
天候 連日晴れ
担当 山枡、大西(恒)
集合 7/27 21:00 近鉄吉野線・大和上市駅前
行程  /27 大和上市駅⇒大迫ダム(泊)
 /28 泊地⇒前鬼林道ゲート〜黒谷〜前鬼川出合・前鬼川中流遡行
〜深仙股谷(泊)
 /29 泊地〜垢離取場〜前鬼〜前鬼林道ゲート⇒大和上市駅 
参加者 板谷、川守田、安部、保木、松本、黒澤
ルート図
紫色のラインが今回の予定ルート、赤色ラインは実際に辿ったルート。大きく間違えてしまいました。
(持参したクラブ装備品のハンディGPSによる記録をカシミール3Dで作図しました)   
 
前鬼林道の終点から出発
7/27:夜は大迫ダムでキャンプし、
翌朝前鬼林道終点まで車を走らせました。
7/28 6:41 前鬼林道終点の
ゲートに駐車して出発の準備。
しばらく黒谷を下降
6:48 清清しい朝日の中、前鬼川本流
との出合までしばらく黒谷を下降する。
前鬼川本流に出会う
7:02 前鬼川本流に出る、
ここから遡行を開始する。
いよいよ遡行開始
7:03 いきなり釣り人と出会う、
我々が通れば魚は逃げてしまうだろう。
滑滝主体の明るい谷
7:23 そんなに大きな滝は無く、
滑滝主体の明るい谷。  
川幅いっぱいの滑滝が続く
7:39 川幅いっぱいの滑滝が続く。   
泳ぎたくなる水の美しさ
7:27 泳ぎたい・・と誰かが言う。   

8:02 滑滝とゴーロ帯が交互に出てくる。
泊まりの荷物の重さも忘れる
8:20 泊りの荷を担いでの例会はめったに
無いが、天気も良く、重荷も苦にならない。

8:02 赤い岩の滑が多い。


 滑滝は各自好きなルートを取れるのがよい。
垢離取場の道標
8:32     途中、垢離取場で三重滝へ
行く行者道が横切っている。世界遺産になって
からはこんな所にも立派な道標が出来ている。

垢離取場で大休止
8:34 垢離取場で大休止。 
垢離取場で行者道が横断している
8:34 垢離取場には前鬼から道が来ており、釣り人も多い。
垢離取場から先の滑
8:54 垢離取場から更に遡行を再開する、
ここから上部もすばらしい滑滝が続く。 

8:56 垢離取場から先のゴルジュ状滑滝



9:29 淵を渡る。
 

9:22 淵をへつる。
透き通った淵を渡渉する
9:23 みごとに透き通った水に感激する。
楽しいシャワークライミング
9:32 上天気の中、シャワークライミングは楽しい。
 
ザイルを使って慎重に滝を越す
9:38  10mの二条滝をザイルを使用して
越える。後でわかったがここはすでに深仙股谷に
入ってしまっており、予定外の滝を登っている。 
深仙股谷を半分は登ってしまった
14:06 遡るほどに平凡なゴーロ帯やあまりに荒れ
たガレ谷が続くので、位置を確認したところ、深仙股
谷に入ってしまっていると判った時は、後のまつり。
もう、そろそろ今夜の泊まり場を探さねばならない。
 
深仙股谷でのキャンプ
17:59 深仙股谷の途中(高度1200m付近)
に見つけたわずかな平地でキャンプする。 
タープで快適なキャンプができた
18:00 クラブの装備として購入して頂いた
タープのおかげで快適なキャンプでした。 

19:51 夜は童心にかえって花火も・・・ 

7/29 7:39 翌朝はこのまま下降することに
決定して懸垂を繰り返す。 

9:33 10m二条滝の懸垂下降。
谷を間違えて、ガックリだが、よい練習にはなった。 

10:31 昨日間違った出合を確認してその下に出た所。
ここを直登せず、左に長く巻いてしまったため、その先で
枝谷である深仙股谷に入り込んでしまったことが判る。反省 

13:22 垢離取場からは行者道をとって、
閼伽坂峠経由で前鬼の宿坊に到着。
 

14:25 前鬼林道ゲートに戻る。
今日の帰り道ではヒルに出会った人も居る。
この後、上市駅に向かい解散。 
前鬼の行場(垢離取場)までの前半は、長い滑滝の連続や深いブルーの水をたたえた淵、釜を堪能
しましたが、高巻きして降りたところを目指す孔雀又谷と思いこみルート誤りで深仙股谷をつめて
しまい稜線に出ることなく往路を下山、前鬼宿坊へ下りました。来年に宿題を残した例会でした。  
     
山域別例会記録一覧へ 年度別例会記録一覧へ TOPページへ