オプション例会No.97 大峰・前鬼川孔雀股谷右俣遡行 例会記録
概要 『昨年は完登できなかったが、
 すばらしい谷だったので再度挑戦です。』
孔雀股谷にそびえる岩塔
7/26 12:43 孔雀股谷二又付近から仰ぐ
特異な岩塔、孔雀股谷を行く者だけが得られる景観だ。
日時 2008年7月25日(金)前夜発〜27日(日)
天候 晴れ
担当 板谷、安部 
集合 7/25 21:50近鉄吉野線大和上市駅
(阿倍野20:20発吉野行き急行に乗車)車に分乗
行程 7/25 上市駅⇒R169⇒大迫ダム(泊)
 /26 泊地⇒前鬼林道終点〜前鬼川出合・前鬼川
          中流域遡行〜孔雀股谷右俣(泊)
 /27 泊地〜孔雀岳〜釈迦ヶ岳〜前鬼⇒上市駅
参加者 川守田、保木、黒澤、本郷、宮平、長瀬、畑山、柴田
・・・計10名
林道終点で遡行準備
7/26 6:30 前鬼林道終点着。
(前夜は大迫ダムでキャンプ。)
黒谷の下降
6:51 黒谷を下降して前鬼川出合へ
前鬼川出合
7:04 黒谷と前鬼川の出合に到着。
ここから前鬼川の遡行を開始する。
前鬼川出合
7:05 

7:34 
爽快なナメの遡行
8:05 
黒谷出合から三重滝までは水量多く、爽快なナメの遡行が続く。   
水の色がすばらしい
この付近の水の色が他と違うのは
三重滝付近からの湧き水のためらしい。 

8:13

10:29 
  深仙又谷出合を通過
12:16 すでに深仙又谷出合を通過した。
昨年はここまで来れなかった。 
二又を過ぎると岩塔が見え出す
孔雀股谷を威圧するかのように岩塔がそびえる。
皆立ち止まって感嘆の声
待望の孔雀股谷の岩塔が現れ、皆立ち止まって感嘆の声。  
二又から先の河原でキャンプ
15:59 早くもキャンプ地整備完了。
明日に備えて英気を養う。 
猛暑の下界を忘れるひと夜
猛暑の下界を忘れるひと夜を過ごす。

 
朝から連続二つの15m級の滝
7/27 6:29 朝一から連続二つの
15m級の滝をこなして落ち口に立つ。
源流直下の滑滝
7:59 源流直下の滑滝は乾いていて快適。
最後の滝を乗り越す
8:44 いよいよ最後の滝を乗り越す。
ここまで来ると水流もわずか。
源流の最後の流れ
9:18 源流の最後の流れがある場所で休憩。
頂きへ最後の頑張り
9:30 大峰の源流帯らしく緑のコケの
じゅうたんを踏みしめて頂きへ最後の頑張り。 
孔雀岳山頂
9:45 待望の孔雀岳山頂に出る、縦走路
から外れてひっそりとしたピーク。
孔雀覗きにて孔雀股谷を見下ろす
孔雀岳を過ぎ、孔雀覗きにて、登って来た孔雀股谷を見下ろす。  
釈迦ケ岳への稜線
日差しはきついが、時折清清しい風が
吹き抜ける釈迦への稜線をたどる。 
釈迦ケ岳頂上の釈迦像
11:44 釈迦ケ岳頂上に到着。
新装なった釈迦像に初めてまみえる。
前鬼宿坊に降り立つ
15:19 ようやく前鬼宿坊に降り立つ、
この後16:00頃林道駐車地を出発。 
 
孔雀股谷右俣遡行・例会のGPS軌跡(カシミール3Dにより作成)
例会のGPS軌跡   
例会のGPS軌跡 
   昨年はとんでもないルート間違いで失敗に終わった孔雀股谷であったが、今回はこれ以上
ないほどの正解ルートを辿り、ダイレクトに孔雀岳の頭に立つことができました。失敗にめ
げず、一年間待った甲斐がありました。平均年齢60歳を軽く越える10名の大パーティが
一泊の装備持参で大峰のこのような谷を遡行することができるとは、たいしたものと思って
います。                  (記:板谷 写真:長瀬、川守田、安部)
 
     
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