オプション例会No.111  奥越・経ガ岳(1625m)例会記録
概要 『昨年に引き続き奥越の名峰に挑みます。体力・技術が要求されます。』 op111-00.jpg
3/21 8:04 中岳から切窓への下降 
日時 2009年3月20日(金)〜21日(土)
天候 3/20:曇り、3/21:快晴
担当 板谷佳史、長瀬茂正
集合 3/20 7:00 JR大阪駅西口(中央郵便局前)、車に分乗 
行程 3/20 大阪駅⇒阪神高速⇒名神⇒北陸道・福井IC⇒六呂師スキー場・
     奥越高原青少年自然の家(駐車)〜三角山〜展望所(泊)
 /21 泊地〜保月山〜杓子岳〜中岳〜切窓を経て経ガ岳往復〜青少年
     自然の家⇒帰阪
参加者 宮平良雄、三原秀元、安部泰子、近藤さとみ、黒澤百合子、畑山禮子、
柴田弘子、保木道代、安本嘉代、谷村洋子、村浪義光 ・・・ 計13名
op111-01.jpg
3/20 12:06 奥越高原
青少年自然の家駐車場に到着。  
op111-01a.jpg
12:25 車道から登山口に入る。
op111-01b.jpg
13:15 法恩寺林道に出る。予定の
保月山まで行かずにテントを張ることに。
op111-01c.jpg
13:21 早くも展望所に到着した。  
op111-02.jpg
14:02 テントを設営。
付近はふきのとうの宝庫。
op111-03.jpg
18:15 日没とともにガスも晴れ
大野盆地の灯が見え出す。
op111-04.jpg
3/21 5:15テント地を出発。
6:04 保月尾根の下部を登る。 
op111-05.jpg
6:29 保月山(1237m)に到着、
アイゼンをつける。 
op111-06.jpg
保月山頂には前日の先行パーティが
テントを張っていた。 
op111-06a.jpg
6:48 痩せた雪稜が始まる。
op111-07.jpg
6:50 保月山を過ぎると、杓子岳まで痩せ尾根と
岩場が続き、このルートの核心部である。
op111-08.jpg
7:21 振り返ると、永平寺方面の山々が雲海に浮かぶ。
op111-09.jpg
両側が切れ、高度感ある雪稜の登りが続く。 
op111-10.jpg
このあたりスリップは禁物、アイゼン技術が試される。
op111-11.jpg
7:26 緊張する岩場の通過を終えて休憩、
杓子岳の尾根から朝日が覗く。
op111-12.jpg
7:27 後方の荒島岳も積雪少なく、黒々としている。
op111-13.jpg
7:35 雲海をバックに雪稜をたどる。
op111-14.jpg
7:59 荒島岳を背景に中岳への登り。
op111-15.jpg
8:01 中岳(1467m)頂上からは
迫力のある経ガ岳の火口壁が眺められる。

op111-15a.jpg
8:02 中岳より雪稜を痛快に下降して切窓へ向う。
op111-16.jpg
8:10 中岳直下の窪地で休憩中。
op111-17.jpg
8:59 切窓を通過後、山頂への急な雪壁をたどる。
op111-18.jpg
9:02 待望の経ガ岳山頂に到着する。
op111-19.jpg
9:04 経ガ岳山頂でまたとない展望を楽しむ、
後方は銀杏峰や部子山。
op111-20.jpg
9:16 赤兎山に続く尾根も今は広大な雪原となっている。
三ノ峰が迫力で迫る。
op111-20a.jpg
9:16 白山は黒い部分もなく真っ白に輝いていた。
op111-21.jpg
9:52 帰路、中岳への登り返しは紺碧の空へ登るよう。
op111-21a.jpg
10:24 帰路、杓子平で火口壁をバックに休憩中。
op111-22.jpg
12:07 展望所に降り立つ、この後テントを
撤収して、13:45 駐車場に戻る。
     

 テント設営予定の保月山には必要な積雪量が無かろうと思われ、法恩寺林道の展望所にて泊とした。翌朝は、
またまたラッキーな天気の巡り合わせとなって、快晴、紺碧の空の元での登山となった。保月山より上部では堅
くクラストした雪の急斜面のアイゼン登行となり、普段お飾りのアイゼンしか機会の無かった人にとっては、ア
イゼンというものの本当の使い方が身にしみたのではないでしょうか。今回もテント地からの軽装でのアタック
形式としましたが、それでも体力、アイゼン技術共に不足気味の参加者も見られ、悪天時のリスクも勘案すると
EPEクラブの雪山登山としては、今回の山行程度が限界かと思われます。
                             (記:板谷 写真:板谷、長瀬、安部、宮平) 

山域別例会記録一覧へ 年度別例会記録一覧へ TOPページへ