オプション例会No.116  大峰・神童子谷からノウナシ谷遡行 例会記録
概要 『一度に2つの欲張りな沢登りが経験できます。』
 
日時 2009年7月19日(日)〜20日(月・祝日 海の日)
天候 7/19:曇り後夜半雷雨、7/20:雨後曇り
担当 長瀬茂正、板谷佳史
集合 近鉄・吉野線下市口駅 8:02(阿部野橋 6:50発急行、下市口8:02着) 
行程 7/19 下市口駅⇒(タクシー)川迫川・大川口→林道終点〜神童子谷〜ノウナシ谷〜カラ谷出合付近(泊)
7/20 泊地〜ノウナシ滝〜左岸尾根〜小普賢岳付近縦走路〜柏木⇒(バス)大和上市駅
参加者 安部泰子、柴田弘子、保木道代、本郷善之助、川守田康行、黒澤百合子、小椋美佐 ・・・ 計9名
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7/19 9:45 タクシーは神童子谷
林道の終点付近まで入ってくれた。
上白石谷の橋の上で入谷の準備中。 
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10:08 ヘッツイサンまでは所々
鉄の桟橋が設置されているが、落石で
破壊されてズタズタの箇所が多い。 
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10:16 ヘッツイサンの淵は、ひざ
あたりまで浸かるだけで、簡単に通過。 
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10:38 高見淵と赤鍋ノ滝の通過。左岸からザイルフィックスして、トラバースぎみに登る。
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10:52 赤鍋ノ滝上部のゴルジュ状淵を通過する。普段なら足が届く
はずなのに今日は水量多く、泳がないとだめ。おおー寒う!! 
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11:09 赤鍋ノ滝は神童子谷でも最も悪場と
されている。ここから上流は流れも緩やかとなる。 
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12:22 幅広くなった河原で始めての休憩。
天気予報と違って、今日は雨は降らずに済みそう。 
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12:33 釜滝に到着する。この上に出るとノウナシ谷との出合となる。
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泊地の予定は釜滝付近であったが、変更して
ノウナシ谷に入る、美しい流れが続く。
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15:45 ノウナシ滝の下部、カラ谷出合付近に
キャンプ地を設営し終える。焚き火も出来上がった。
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担ぎ上げたビール、ウイスキー、焼酎と豪華な夕食で宴会。
ただし、この後寝静まった頃、激しい雷雨の夜となる。
タープの天井に水が溜まり、排水に忙しくて寝ていられない。
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7/20 9:08 小雨の残るキャンプ地を6時頃
発って、増水して迫力を増したノウナシ滝を高巻き、
そのまま左岸の尾根を登ることになった。 
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9:33 急峻な痩せ尾根を辿るが、
何度も岩壁に行く手を遮られる。
雨は止んだが、ガスって何も見えず。
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10:10 もう終わりかと思うと
また岩場が現れる・・繰り返し。
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11:00 ようやく傾斜が無くなり、尾根も
広くなる。大峰の縦走路が間近の予感。
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11:51 大峰縦走路を辿り、阿弥陀が森の
山上ケ岳への分岐を通過。(女人結界の地)
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12:23 伯母谷覗きに到着。ここより先は
展望も無いので最後の大休止。
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12:23 天候も回復し、伯母谷覗きからの展望。
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15:34 延々と長い下りが終わって、
やっと柏木の登山口に降り立つ。この後、
15:56発の川上村村営バスで大和上市へ。
     

 昨年度は大雨でタクシーに入山を断られ中止、今年、再度梅雨明けの好天を期待して計画をしましたが、あいにく
各地に大雨注意報が出る中の入山となりました。 幸い、遡行中は雨に降られる事もなく途中泳がなければならない
ハプニングもありましたが、順調に行動しノウナシ滝付近で幕営、女性陣の心のこもった豪華な手料理と担ぎ上げた
お酒で楽しく歓談。夜半からは激しい雷雨も、明け方には雨も小康状態に・・・・
雨模様の天候、昨夜来からの雨による増水等で想定した以上の時間がかかる事などの影響を考慮し、ノウナシ滝より
上部の遡行は取り止めノウナシ谷左岸の尾根にルートを変更、柏木に下山しました。
                              (記:長瀬、写真:川守田、長瀬、板谷、安部) 

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