オプション例会No.118  台高・木屋谷川遡行〜国見山(1418.7m)例会記録
概要 『澄んだ流れを遡った源流付近は、台高でも屈指の美しいブナ林が見られます。』
 
日時 2009年8月29日(土)〜30日(日)
天候 8/29:曇り夜半雨、8/30:曇り時々晴れ
担当 板谷佳史、長瀬茂正
集合 8/29 14:00 近鉄・榛原駅前、車に分乗 
行程 8/29 榛原駅⇒R166・高見トンネル⇒加杖坂峠⇒木屋谷林道(テント泊)
8/30 泊地〜木屋谷川遡行〜国見山〜明神平〜奥山谷〜泊地⇒榛原駅
参加者 保木道代、本郷善之助、黒澤百合子、安部泰子、柴田弘子、川守田康行、小椋美佐、畑山禮子、松本明恵、
田中智子、飛田典男 ・・・ 計13名
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8/29 16:24 木屋谷川林道の
入谷地点付近に空き地を見つけて、設営。
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明日入る谷の奥に国見山が望める。
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16:43 明日に備えて英気を養う。
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8/30 5:49 泊地を出発する。
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曇り空で肌寒いくらい、水は冷たい。
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ワサビ谷との出合までそれほど大きな滝は無く、スピーディに通過できる。
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7:20 ワサビ谷出合を過ぎて現れる滝、
10m2条。ここは左岸を巻く。
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ほとんどの滝が、各自のスタイルで攀じれるのが楽しい。
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奥山谷の出合上部を詰めて行く、ザイル無しでこなせる滝が多数出てきて、面白い。
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9:57 最後にこの谷で最も大きな部類に入る
30mの滝に出くわす、ここは右岸に逃げる。
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10:10 30m滝を巻くと主稜線に続く広い
尾根に上がったので、そのまま遡行終了とした。
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主稜線に続く尾根は美しいブナ林。
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11:09 国見山のわずか南に出たので、
縦走路を戻って山頂に立つ。
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11:46 明神平に到着、この後奥山谷ルートを下山する。
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13:48 奥山谷ルートの下山風景。
14:15頃泊地に戻った。
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木屋谷川遡行〜国見山 GPS軌跡(カシミール3Dにより作成)   

 誰もが無理なく楽しめる沢をと、物色して選んだ沢でした。期待どおり大きく高巻くような滝は無く、
途中、ザイルを使うような箇所は一回のみで済み、各人の判断で攀じれる小滝や滑滝の連続で、ザックも
日帰りの軽装だったので楽しい沢登りが出来ました。前夜半に雨が降り当日の天候が気がかりでしたが、
曇り空ではあるが時折日が射すという絶好の沢日和となって、心配していたヒルの出没も無く、冷たく澄
んだ清流と緑深いブナ林を存分に味わってきました。下降路にとった奥山谷の登山道は地図に登路として
記入されてはいるものの、記入どおりに道は無く、谷のへつりが連続し、荒れた箇所が多く気の抜けない
ルートである。                  (記:板谷 写真:板谷、長瀬、安部、川守田) 

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