オプション例会No.127  台高・白鬚岳(1378.2m)例会記録
概要 『台高山脈の前衛峰では最も雄大な山容を持っている山です。』
 
日時 2010年2月28日(日)
天候 雨後曇り後晴れ
担当 本郷善之助、三原秀元
集合 近鉄阿部野橋駅 6:30(6:50発急行乗車 上市駅8:10着、車に分乗)
行程 阿倍野橋駅⇒上市駅⇒神之谷〜小白鬚〜白鬚岳〜神之谷・東谷分岐〜東谷出合⇒上市駅
参加者 板谷佳史、大西征四郎、小椋美佐、安部泰子、柴田弘子、奥中種雄、黒澤百合子、近藤さとみ、
保木道代、安本嘉代、谷村洋子、田中智子、川守田康行、長瀬茂正、翁長和幸、安岡和子
・・・ 計18名
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9:19 R169を走り上多古分岐から
東谷林道に入り、神之谷出合附近に駐車する。
まだ雨が残る中で、リーダーから本日の予定確認。
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9:54 神之谷集落から白鬚岳の西尾根
末端に取り付く。植林の中の急登が続く。
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11:08 尾根の途中には結構緊張する岩場が現れる。
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11:10 前夜の雨で足元はドロドロの道、
フィックスロープに助けられて岩場を通過する。
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11:12 道標が現れるが、一般
向きのルートとは言えない悪路が続く。
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12:25 東谷コースへの分岐点で昼食の後、
小白鬚(1282m)に到着する。
晴れていれば、北面の展望が良い所。
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12:29 小白鬚を過ぎると尾根が痩せてくる。
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12:35 痩せ尾根の通過と
幾つものピーク上下を繰り返す。
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13:00 樹林が薄くなると北からの
強風に晒されて寒い。天気予報では午後
から晴れることになっていたが、遅れている。
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13:11 北からの風が吹き抜ける
稜線は樹氷が着いてすっかり冬景色。
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13:17 白鬚岳直下の急斜面を
登る、足元の白いのは積雪ではなく
霧氷の氷が吹き飛ばされて積もったもの。
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13:17 積雪は無かったが、霧氷が
着いて美しく、幾分か冬山気分を味わえた。
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13:35 白鬚岳山頂に立つ。ガスが濃く展望は皆無。
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山頂には三角点標石と並んで今西錦司氏の記念碑がある。
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記念碑がある以外は質素で好感の持てる山頂である。
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13:39 山頂はそんなに風も
強くなく、しばしの休憩を味わう。
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16:20 下山ルートは東谷コースを取る。
東谷林道に降り立つ頃には暖かい陽射しが戻る。
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16:32 駐車場所に戻る。下山
してから天候回復したのは、少し残念だ。

 吉野川の上流、北股川と中奥川とに挟まれてそびえる白鬚岳、小白鬚から続く急峻な尾根は、
岩稜が混じり、登り応えのある立派な山で「台高山脈の前衛峰では最も雄大な山容を持っている」
と紹介されている通りの山でした。
ここ数日来の気温上昇と降雨のため積雪は無く、冬山にしては少し残念でした。当日は昨夜来の
雨でしたが、歩き始める頃よりどうにか止んで標高1,000mを越えると枝に着いた水滴が凍
り着き、強風で落下する。登路は落ちた氷で真っ白、昨年4月のオプション例会113回・氷ノ
山の山行を思わせる状態。山頂附近は霧氷で美しいが、ガスの為、終日展望無し。18名の参加
者があり、時間的に少し心配しましたがオプション例会参加者の皆さん、足が揃っていて予定通
り7時間で出発地へ帰着しました。日帰り山行としては、久しぶりで骨のある例会でした。
                                 記:本郷、写真:板谷

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