オプション例会No.131 大峰・稲村ヶ岳〜バリゴヤの頭(1580m)例会記録
概要 『久しぶりでヤブを漕いでみませんか。大峰の山を異なった
角度から見られます。』
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稲村ヶ岳山頂からバリゴヤの頭をのぞむ
背後は鉄山と弥山、手前は1559mピーク
日時 2010年4月24日(土)〜25日(日)
天候 快晴
担当 本郷善之助、三原秀元
集合 4/24 近鉄阿部野橋駅 13:30
(13:40発急行に乗車、下市口駅14:45下車、
車で洞川キャンプ場泊)
行程 4/25 洞川キャンプ場〜法力峠〜稲村ヶ岳〜
バリゴヤの頭〜稲村ヶ岳〜法力峠〜洞川
参加者 柴田弘子、近藤さとみ、小椋美佐、保木道代、黒澤百合子、
田中智子、神阪洋子、安本嘉代、奥中種雄、板谷佳史、安岡和子
 ・・・ 計13名
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4/24 19:48 洞川キャンプ場の
バンガローを借りて宿泊。テント泊と違い気楽。
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4/25 5:04 ゴロゴロ水駐車場に移動、
5:12 母公堂の登山口に向かう。
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6:12 法力峠に到着。
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6:41 稲村ヶ岳登山道を行く。
EPE例会で何回も通い慣れた道。
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7:25 稲村小屋に到着、今日は
快晴の一日が期待できそう。
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7:46 見慣れた大日山の岩壁だが、今朝の
冷え込みで大きな氷柱が下がって迫力を増す。
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8:21 稲村ヶ岳山頂に到着、目指す
バリゴヤの頭が見える、今日はここからが本番。
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8:43 稲村ヶ岳山頂直下からバリゴヤ
の頭へと延びる尾根に入る。モジキ谷の
源頭を過ぎると急峻な尾根の下降となる。
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尾根は両側に深く切れており、スリップは許されない。
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8:56 緊張する岩場を抜けると一転して笹とブナ
のたおやかな尾根歩きに変わる。大峰らしい光景。
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9:21 1559mピークを越えるとバリゴヤ
の頭が目前に迫るが、まだ時間がかかりそう。
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9:41 ドンブリ辻のコルに降り立つ。
有るのはようやく判読できる古びた道標のみ。
ここで距離的には1/2強来たことに。
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9:54 更に痩せ尾根を辿る、
岩登り、木登りと何でもあり。
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バリゴヤの頭に近づくとシャクナゲの林が益々
濃くなる。開花していたらさぞ見事だろうが、
今年はほとんど蕾を見かけなかった。
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10:52 待望のバリゴヤの頭山頂に到着。ここで
大休止、しばし、はるばるやってきた感慨にふける。
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バリゴヤの頭より、稲村ヶ岳(右)と
迫力の岩壁を持つ大日山(左)
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12:40 帰路再びドンブリ辻で休憩、
一日中雲ひとつ無い快晴に恵まれた。
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稲村ヶ岳目指して帰路を急ぐ、
更に17時頃洞川に戻った。
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稲村ヶ岳〜バリゴヤの頭間のGPS軌跡。
(バリゴヤの頭直下の岩場は、登りと下りでルートが変わったが、その違いも記録されています)

 洞川キャンプ場でバンガロー二棟借り上げ設備が整った炊事棟を使用、春の定番山菜の天ぷら料理を皆さんで頂く。
今回テント使用でなく、バンガローの借用は早朝出発のため。お陰で5時前にキャンプ場を出発し、登山口へ移動でき
ました。通い慣れた登山道を法力峠を経て山上辻へ、稲村ヶ岳の東面には残雪も見られ大きなツララが残っていた。
稲村ヶ岳山頂より南西に向かって急な小尾根を下り、南へ進むと昔なつかしい天理大学ワンゲルの道標板が二箇所残っ
ていた。ドンブリ辻を経てさらにヤセ尾根を、南へ向う、振り返ると一段と高く稲村ヶ岳、左に大日山の岩峰西面に、
霧氷が白く光っている。踏み跡薄く標布を見失わぬように進む。幾つかのコブを越えやっとバリゴヤの頭に登り着く。
展望はあまり良くないが、南正面に弥山、八経ガ岳が堂々とした山容を見せ、東には行者還岳から七曜岳、大普賢岳と
続く奥駈けの山々が続く。
「久しぶりでヤブを漕いでみませんか」のキャッチフレーズ通り少しのヤブとシャクナゲの密集を漕いで正にオプショ
ン例会そのものの山行となりました。
稲村ヶ岳とバリゴヤの頭は水平距離2km程ですが、小さいピークが幾つもあり登行にかなり時間を要しました。稲村
ヶ岳の頂上まで帰ってやっと登山口への下山の時刻を予想することが出来ました。
早朝に母公堂出発AM5時〜下山PM5時、正味12時間の実働でした。EPE例会今回は大いにパワフルが発揮され
ました、参加者の皆さんほんとうにお疲れ様でした。
                                           記:本郷、写真:板谷

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