オプション例会No.140 妙高山(2454m)・火打山(2462m)例会記録
概要 『紅葉の百名山、二峰を登ります。』
 
日時 2010年9月29日(水)夜〜10月2日(土)
天候 三日間とも晴れ
担当 本郷善之助、柴田弘子
集合 9/29 JR大阪駅 22:45集合(11:23発急行日本海に乗車。寝台を利用)
行程 9月29日(水) 大阪⇒直江津(車中泊)
9月30日(木) 直江津駅⇒妙高高原駅→(タクシー)笹ヶ峰〜笹ヶ峰登山口〜高谷池〜火打山〜高谷池ヒュッテ(泊)
10月1日(金) 高谷池ヒュッテ〜妙高山〜天狗堂〜妙高高原スカイケーブル→新赤倉三叉路駅→(マイクロバス)秀雲荘(泊)
10月2日(土) 秀雲荘→(マイクロバス)苗名滝〜黒姫高原〜野尻湖・ナウマンゾウ博物館〜野尻湖周辺→バス黒姫駅→長野駅
→名古屋駅→大阪駅
参加者 神阪洋子、保木道代、田中智子、奥中種雄 ・・・ 計6名
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9/30 8:01 妙高高原駅
からタクシーで笹ケ峰登山口に到着。
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8:05 よく整備された木道を行く。
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8:47 貴船を思い出す「木の根道」
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9:15 黒沢着、一休み中。この先
急登の「十二曲がり」が始まる。
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10:04 「十二曲り」を登り切る。
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11:12 富士見平着、紅葉が
散見。右は黒沢ヒュッテへ。
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11:16 視界が開ける。
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11:30 火打山が見え始める。
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11:30 噴煙をあげる焼山も!!
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11:55 美しいリンドウのお出迎え。
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12:01 高谷池ヒュッテ着。小屋に着替え等をデポし火打山へ向う。
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12:33 木道以外は立ち入り禁止。
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12:38 天狗の庭(2110m)着、
周辺の木々は紅葉が始まっている。
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14:20 火打山山頂着(2461.8m)
残念ながらガスで視界は不良。
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10/1 5:44 赤、黄、緑、その向こうに火打山遠望。
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5:53 ガスが晴れ朝焼けの火打山。
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7:19 ガスが切れて黒沢池、大倉乗越し、その向こうに妙高山。
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7:49 ユニークな形の黒沢池ヒュッテ。
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8:35 火打山をバックに一休み中。
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8:39 ベールを脱いだ妙高山。
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8:39 ガスの切れ間から長助池が見える。
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9:08 水場着、ここから急登が始まる。
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急な登り、頂上まであと少し
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11:17 妙高山山頂着、三角点の
ある方の山頂(2445.9m)。
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12:00 もう一方の山頂(2452m)へ移動してもう一枚。
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12:07 下山開始、鎖場もある急坂が続く。
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13:20 標高1900mの天狗堂着。
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14:10 大谷ヒュッテに立ち寄る。
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14:19 林道歩きはここまでで、山道をゴンドラ乗り場へ下る。
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10/2 8:34 宿のご好意で苗名滝
(日本の滝100選)へ案内していただく。
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9:18 黒姫高原コスモス園の
コスモス、リフトの向こうは妙高山。
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11:47 野尻湖
(標高654m)周辺を散策する。
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9:44 黒姫高原望湖台
へ、上がり野尻湖を望む。
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11:49 野尻湖から
見る黒姫山(2053m)。

 今回の計画は百名山を二山登ると言う欲張ったものでした。出発は夜行列車の寝台を利用し、約5時間程ぐっすり寝る
ことが出来ました。
直江津で信越線に乗り換える、めずらしいスイッチバックで進んで行く。右前方に妙高山が見えてくる。駅前のコンビニ
で飲料水と昼食用のパンを購入し、ジャンボタクシーで笹ケ峰に入る。登山口よりきれいに整備された木道を天気を心配
しながら歩き出す。木道はブナ林の中を緩やかに登りながら続いている。やがて沢音が聞こえてきて、黒沢に到着する。
空は青空が広がってきた、十二曲がりを通りブナ林を抜け少し登ると富士見平だ。さらに黒沢岳の西側を巻くようになる
と、初めて目的の火打山が見えてくる。三角屋根の高谷池ヒュッテも見える。少しで周りも開けて高谷池ヒュッテに着く。
荷物を少し置いて火打山を目指す。ヒュッテの対岸に出て少し登るとロックガーデンになっている。正面に火打山だが昼
を過ぎるとガスが湧いてくる。木道を緩やかに下ると天狗の庭に着く。さらに雷鳥平を経てハイ松の繁る拾い尾根を歩く。
少し登ると頂上に出た、しかし展望は無し。晴れれば360度の展望、しかし残念、ヒュッテに引返す。
夕食は名物のカレーにハイシライスのダブルをいただく。紅葉の時期としては少ない登山客であった。
翌朝は快晴の朝を迎えた。火打山に朝日があたり、焼山の噴煙も見え、北アルプスの展望もすばらしい。高谷池を前景に
した火打山は最高です。今日は妙高山を越えて新赤倉へ出発です。茶臼山から笹原を下ると、黒沢岳の北端に出る。眼下
に広々とした黒沢池湿原が広がり、その左の外れに青い屋根の黒沢ヒュッテが見えてきた。これより一登りで大倉乗越に
出ると正面に大きく堂々とした妙高山が立ちふさがる。谷を渡ってジグザグに折返しながら厳しい登りが続きやっと肩に
出る。ガスが谷より上がってくる頂上へ、天空は青空だ、でも廻りはガスで展望なし、2445.9mの頂上は広場だ。
下山は南峰から、溶岩の岩場を降り笹の繁る急な斜面を降りると、鎖場に着く。さらに降りると天狗堂だ、斜面が緩やか
になると林道に出て、ブナ林の中、急な下り坂を通り山腹の左を巻き沢を越えるとスキー場のゲレンデに出た。妙高山の
すそ野は広く長い。新赤倉ロープウェイの山頂駅に着いた。民宿の迎えの車で杉の沢へ。明るい感じの良い宿だ。主人夫
妻の心のこもった料理を戴く。
翌日はのんびり日本の滝100選の一つ、苗名(なえな)の滝へ送迎して頂く、落差55m水量多く見事でした。その後
黒姫高原、野尻湖へと廻り妙高山と黒姫山を存分に楽しんでこの山行を終えました。
                                         記:本郷 写真:柴田、奥中

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