オプション例会No.149 銀杏峰(げなんぽ 1441m)例会記録
概要 『福井・大野平野にそびえる独立峰で展望は抜群、花も豊富です。』
 
日時 2011年5月7日(土)〜8日(日)
天候 曇り一時雨後晴れ
担当 本郷善之助、大西征四郎
集合 JR大阪駅中央改札口前 7日(土)14時20分集合
行程 5/7 大阪⇒福井⇒勝山 平泉寺荘(泊)
5/8 平泉寺荘⇒(マイクロバス)いこいの森キャンプ場〜登山口〜銀杏峰〜登山口〜キャンプ場
⇒勝山⇒福井⇒大阪
参加者 神阪洋子、山下登志子、田中智子、柴田弘子、小椋美佐、寄川都美子、保木道代、寺島直子、
杉本栄子、宮平良雄、奥中種雄、長瀬茂正、安本嘉代、村浪義光 ・・・ 計16名

5/7 18:49 明日の晴天を祈念し、エコ登山に乾杯と栄養補給

5/8 6:25 2台の車に分乗して出発、
地元の運転手に状況問い合わせ

6:26 某タクシー会社元会長の寄贈のお城、大野城は別の小高い所に

7:13 いこいの森にて出発前のルート確認、打合せ

7:54 林道から名松新道に入る。松に
期待するが取付から木製階段の急登になる

7:58 200m上手からホースにて敷設された命の水(地元の言)
帰りにお世話に成りました、帰宅後旨いコーヒを頂戴しました。

8:06 名松の一つ、羽衣の松

8:25 仁王様に見守られ必死に登る仁王松の下

8:55 雨が降り出す、見事なブナ林芽吹いていれば素晴らしい山行

9:29 理想的なステップにストックを利用
して、残雪を乗り越える。一歩毎に技術も前進

9:33 銀杏峰前山にて一休み、ピッケル・アイゼンは
お荷物になるかも。この辺りから晴間の恩恵を受ける。

9:33 前山から暗雲垂れ下がった大野市街地方面

10:05 雪上技術も例会毎にステップアップしています。

10:59 銀杏峰頂上先客あり

11:13 頂上の混雑を避け少し下がった所で
大休止、前方には部子山が見えたり、隠れたり

以下銀杏峰でみかけた花々
ザゼンソウ

イワウチワ

ピンクのカタクリ

白のカタクリ

ウスバサイシン

 4月下旬に地元大野市観光課に尋ねたところ、荒島岳に登った同僚の話では、シャクナゲ平で積雪は2m以上あるとのことで、
大野市内より見える銀杏峰の山頂附近は真っ白で2〜3mの積雪が予想されるとのことであった。予想以上の積雪に装備もアイゼ
ン、ストック、スパッツ必携、全コースの6割以上を雪の上を歩くとの予想を全員に連絡する。連休前半の天気は良く後半の天気
を心配しながら福井駅より勝山へ向かう。車中より法恩寺山、経ガ岳の残雪が多い。迎えの車で平泉寺荘へ。明日の晴天を願って
全員で乾杯する。夜半には激しい雷雨があった。5時起床、6時30分出発、天気は少し青空もあって安心する。
宝慶寺いこいの森キャンプ場は広く施設もあり立派なキャンプ場でもう一度来てみたいところだ。林道を少し歩いて登山道へ入る。
雑木林の道を進むと急登が始まる。所々には松の巨木が有り、羽衣、見返り、仁王、老いの松と続く。左右の尾根には豊富な残雪
があり、ブナ林の芽吹きは始まったばかりで登山道にはかれんな花が群落を作っている。後方が開けて大野平野が拡がってきた。
1150mの前山のピークに立つと山頂はすぐそこにある。しかし残雪多くキックステップで慎重に進む。やがて笹原の中を進む
ようになり部子山からの稜線に出ると緩やかな道になる。この附近より残雪の中に座禅草が多く見られる。頂上には祠が祭られ、
360度の展望が拡がっている。少し残念だが雲が拡がって、白山や赤兎は見えない。頂上には人が多いので少し先の草地で弁当
をひろげる。部子山はすぐ目の前だ。もう少し展望を楽しみたいところだが下山に時間が掛るため来た道を戻って登山口へと下る。
最初の予定通り2時に迎えの車が来て、JR越美北線大野駅に向かう。途中水田の畦道には芝桜が植えられピンクや白の花が美し
い。今回の山行は花も多く残雪も豊富、しかも名張のNさんの手摘み山菜のおみやげもあり皆さん満足の山行でした。
                                           記:本郷 写真:大西(征)、長瀬

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