オプション例会No.159 | 扇ノ山(1310m)と蘇武岳(1074m)例会記録 |
概要 | 『加藤文太郎や植村直己が愛した中国地方の山域を訪ねます。扇ノ山のブナ林がすばらしい。 蘇武岳は一等三角点の山』 |
|
日時 | 2011年11月19日(土)〜20日(日) | |
天候 | 11/19:雨一時曇り夜半強風雨 11/20:曇り後強風雨 | |
担当 | 板谷佳史、本郷善之助 | |
集合 | 11/19 7:00 JR大阪駅西口ガード下(車に分乗) | |
行程 | 11/19 JR大阪駅西口ガード下⇒中国道・若狭道・豊岡道和田山IC⇒R9⇒海上林道⇒上山高原⇒ 河合谷登山口(駐車)〜扇ノ山往復⇒上山高原避難小屋付近(泊) 11/20 泊地⇒R9⇒耀山⇒金山峠〜蘇武岳往復⇒JR大阪駅 |
|
参加者 | 小椋勝久、小椋美佐、長瀬茂正、宮平良雄、奥中種雄、黒澤百合子、田中智子、柴田弘子、近藤さとみ、保木道代、 神阪洋子、寄川都美子、寺島直子 ・・・ 計15名 |
11/19 大阪を出る時からすでにかなりの降り、途中のドライブ中も日本海側に行くほ ど雨は強くなる。さて、どうするか?と思案しつつ車を走らせた。途中、今夜の泊りに予定 していた上山高原の避難小屋に立ち寄ると、すでに先客によって場所取りされてしまってい る。あてが外れてしまったが、その頃より雨は小雨程度になってきたので、ともかく扇ノ山 に登ってしまうことにする。 12:45 河合谷登山口付近の広場に駐車して出発する。 |
|||||
河合谷からの登路は終始緩やかな傾斜の尾根道で、途中、小ズッコ(1159m)、 大ズッコ(1273m)と呼ばれるピークを越えるが緩やかでピークとは気づかない。 |
|||||
13:45 ブナ林の真っただ中で休憩。晴れていれば大変気分の 良い森なのですが、紅葉もすっかり散ってしまって寒々とした風景。 |
|||||
14:18 扇ノ山(1309.9m)頂上に到着。 |
|||||
山頂には鳥取県下一と言われるりっぱな避難小屋がある。休憩に使用したが泊まれば寝ながらにして朝日が見られ そう。この後、往路を下山して小ズッコ小屋経由の道を経て15:55頃 駐車場所に戻った。再び上山高原の避 難小屋に戻る頃には、雨があがり晴れそうな空模様、先客が居る小屋は敬遠して付近のだだっ広い草原にタープと テントを張る。しかし宴会もたけなわとなった頃、再び降り出し強風雨となってくる。なおも宴会は続いたが、さ すがに皆さん耐え切れなくなった頃お開き、小屋とテントや車内に分散して未明まで続く強風雨の夜を過ごした。 |
|||||
11/20 昨夜は日本海を低気圧が通過して、今日は冬型の気圧配置となるようだ。5時 頃、まだ雨が残る中でコーヒだけ飲んで全てがビショビショになってしまったキャンプを撤 収する。蘇武岳の登山口へ移動途中で雨を避けられる場所を探して体制を立て直すことにする。 |
|||||
国道9号を戻り、村岡町の道の駅に駆け込み落ち着いて休憩でき、英気を回復。7:30 耀山の林道に入る、車 は更に金山峠まで入ることができた。ここの潰れた看板によると、蘇武岳は植村直己が最初に登った山だとある。 |
|||||
7:40 金山峠登山口から蘇武岳を目指す、尾根への取付き点は最初 だけ急登。朝のドライブ中は青空さえ見えるほどで期待したが、それは 束の間で、冬型の日本海側は教科書どうりの荒れ模様となってきた。 |
|||||
8:20 ルートは緩やかな尾根が続く楽な登りだが、昨日と同じく視界皆無の白い世界を行く。 |
|||||
8:57 9合目手前で林道と出会う、展望台があり休憩する。晴れていれば 扇ノ山始め中国山地の好展望場所のようだ。高度を上げると風は一段と強まった。 |
|||||
9:35 強風雨の中、蘇武岳(1074.4m)山頂に到着。 |
|||||
一等三角点と方位板を見て景色を想像するだけの山頂。冷たい雨と強風の中、みなさんまことにご苦労様でした。 11:00頃 金山峠登山口に戻った。渋滞もなく帰阪、冬型天気の典型で太平洋側は暑いくらいの青空であった。 |
|||||
低気圧の日本海通過、その後の冬型気圧配置と絵に描いたような冬型天候のただ中での例会となってしまいました。 |
山域別例会記録一覧へ | 年度別例会記録一覧へ | TOPページへ |