オプション例会No.168 創立10周年記念山行・岩湧山(897.2m)集中登山 例会記録
概要 10周年記念山行・全員集合!集中登山
『E.P.E.クラブ創立10周年記念山行の一つとして集中登山を計画しました。各方面から頂上を目指し全員集合します。皆さんの趣向
を考えて6コースを計画しました。
岩湧山からは高野の山々をはじめ、金剛山、葛城山、また山麓には紀ノ川や大阪の平野が広がる360度の展望を楽しみましょう。ご家族
や友人、知人、老若男女を問わず多いに参加してください。参加者全ての皆さんに、ささやかではありますが記念品を準備しています。
下山路は各コース一緒に滝畑ダムに下ります。河内長野駅まで臨時バスを予定しています。下山に要する時間は約2時間の予定です。』

 
日時 2012年6月3日(日)
天候 晴れ
総括 西村晶
行程 コースNo.1 根古川コース
コースNo.2 アシ谷コース
コースNo.3 一徳防山コース(近畿の山EPE特選コース−6)
コースNo.4 梨ノ木峠コース(近畿の山EPE特選コース−7)
コースNo.5 岩湧寺コース
コースNo.6 三石山コース
概念図
コースNo.1 根古川コース
概要 『お馴染の紀見峠駅から、根古川を経て岩湧山に登ります。』
担当 秋田文雄、野原勇
集合 9:00南海高野線・紀見峠駅(難波発8:12橋本行き急行乗車、8:56紀見峠駅着)
行程 南海紀見峠駅〜(根古川)越ヶ滝〜三合目〜五ツ辻〜東峰〜岩湧山
参加者 和田都子、藤田喜久江、三原博子、三原知未、喜多田恵美子、實懆綾子、山本洋、安本昭久、
吉田伸實、片山純江、戸田晴子、前田守 ・・・ 計14名

9:00 紀見峠駅前でのコース説明を行う、
山岳会の前田守さんが飛び入り参加です

根古川沿いの林道を登る、夜に来れば蛍がきれいだろうか

10:55 根古峰にてアシ谷チーム
と合流、一段とにぎやかになる

目の前に丸木の階段が続く、足に堪える

12:40 頂上はこの斜面を登ればすぐそこだ

15:40 下山口に到着 ご苦労様でした

 今回の根古川コース(9:00)に出発する。時間的にのんびりしたハイキングコースで参加者も日頃ベーシック例会のメンバーが
中心で今回初めての女子二名参加と元泉州山岳会会員の飛び入りの参加(彼はいつもEPEホームページを閲覧していて、参加をして
くれました。久しぶりに皆と会い楽しく一日を過ごしてくれたと思います。)でした。何時もとちがう、新鮮な雰囲気での出発。根古
川沿いに杉の植林帯のお陰で暑くもなく越ケ滝分岐で小休止後一息に三合目まで登る。思ったより皆さん元気でした。私が感じた事は
日頃緑深い大木の植林帯や其処から来る涼しい風が心地よく顔にあたる気持ちよさ、これらに感動してくれたことです。日頃自然出合
う事が無いからでしよう。あとは平坦な尾根筋を岩湧山へ。アシ谷コースと合流して昼食(11:30)を共にして岩湧山に三原隊と
もども12時30分にゴールする。頂上では、ぜんざいをよばれ、記念品を貰い皆なお喜び。記念写真を撮り、皆と同じ下山コースを
滝畑ダムバス停へ。                                         記:秋田 写真:野原

コースNo.2 アシ谷コース
概要 『南天の里、天見からアシ谷、根古峰を経て岩湧山に登ります。』
担当 西村晶、西田保
集合 9:00南海高野線・天見駅(難波発8:12橋本行き急行乗車、天見駅着8:52)
行程 南海天見駅〜八幡神社(アシ谷)〜根古峰〜五ツ辻〜東峰〜岩湧山
参加者 和田敬子、和田良次、田中かずみ、川下淳子、永島健一 ・・・ 計7名

9:00 田植えを終えた水田に懐かしさを感じながらアシ谷に向かう

10:00 長い林道より開放されてやっと山道に入る

10:45 根古峰よりダイヤモンドトレール道に
出た所で根古谷コースのメンバーと合流

あとひと頑張りで頂上

12:35 若い登山者でにぎわう岩湧山の頂上に到着

頂上直下のベースキャンプ

 天見駅前の広場に参加者が集合されていましたが1名が多い、永島さんが飛び入り参加です、 多くの仲間が参加して
頂上で合流すれば楽しさも倍増するでしょう。山里では畑仕事をされている人の姿を見ると閑かさを感じました。水の
流れに涼しさを感じながらアシ谷を登り林道が終わる所から山道に入ります。根古峰よりダイヤモンドトレール道に出
た所で根古谷コースの参加者と合流20名になり一気ににぎやかになり、岩湧山東峰手前で一徳防山コースの参加者と
合流し、32名が岩湧山の頂上に向かいました。                      記、写真:西村(晶)

コースNo.3 一徳防山コース(近畿の山EPE特選コース−6)
概要 『スリルあるやせ尾根の一徳防山を登り、雄大な岩湧山に向かう。』
担当 三原秀元、小椋勝久
集合 8:00南海高野線・河内長野駅バス乗り場(難波発7:24橋本行き急行乗車、河内長野駅7:52着)
行程 南海河内長野駅→(バス)中日野〜見晴岩〜一徳防山〜編笠山〜東峰〜岩湧山
参加者 欅田克彦、福田直也、近藤さとみ、谷村洋子、岸田暎子、寺島直子、川崎喜美子、堀木宣夫、真下好雄、
安本嘉代 ・・・ 計12名

8:05 中日野登山口にてリーダーからの説明を聞く

新緑の登山道を歩く まだ余裕の歩き?

見晴岩から一徳防山を見る

一徳防山直下の急登、息を切らせながらの登り

9:40 一徳防山

一徳防山下部の鉄塔から和泉山脈を望む素晴らしい景色に疲れもどこかへ

10:45 編笠山 ここで大休憩

11:26 岩湧寺からの林道に到着、これからが最後の登り

新緑の中、東峰まであと一息

12:45 岩湧山到着

 一徳防山より岩湧山のルートは普通に歩いて5時間30分のコースなので、頂上集合時間の 13時30分に間に合わせようと思えば
どうしても休憩を含めて5時間で歩かねばならないので参加者の皆さんにはかなり頑張って歩いてもらうことになりました。一徳防山
の頂上までは植林と雑林の中のあまり変化のない山道ですが頂上を過ぎると、ガレ場等もあり正面に岩湧山を見ながら行く。自然林の
中のコースは新緑も鮮やかで全く人にも出合わない静かなコースでした。岩湧寺からの林道を横切り尾根通しのルートで最後の急坂を
東峰から集合地の岩湧山に到着する。振返ればアップダウンの多いロングコースでしたが、今日は曇り空で比較的涼しい一日でしたの
で集合時間に余裕を持って着けてよかったと思います。                      記:三原 写真:小椋(勝)

コースNo.4 梨ノ木峠コース(近畿の山EPE特選コース−7)
概要 『権現山から梨ノ木峠を経て岩湧山に至るコース、案内書には載らない隠れたコースです。』
担当 長瀬茂正、大西恒雄
集合 7:45南海高野線・河内長野駅前(難波発7:12林間田園行き急行乗車、河内長野駅着7:40)
行程 河内長野駅→(タクシー)滝尻〜権現山〜梨ノ木峠〜岩湧山
参加者 紀伊埜本博美、奥中種雄、安部泰子、江本恭子、神阪洋子、黒澤百合子、安岡和子、小椋美佐、小杉美代子、
保木道代、川守田康行、寄川都美子 ・・・ 計14名

予定通りタクシーで滝尻まで入山、担当者変更の経緯とルートを説明。

横谷林道から権現滝上の横谷川を渡り尾根の末端に取りつく。

尾根上に出てくる唯一の岩場、一部の人は岩場を避け基部を巻く。

猿の前栽の岩場(後方は権現山)、ここからの眺望は素晴らしい。

峠からも視界の悪い樹林帯が続く、コヤブ山
付近を通過(地面の杭?にコヤブ山と表示)

索道跡からは、きつい登りで四つん這いの行動も。

最後の階段を登り終えると岩湧山の頂。

山頂で記念写真、満足感一杯?でいい顔です。

 今回のEPE特選コースは、板谷氏の計画で進められてきましたが、事情で担当できなくなり、代表の要請で急遽私が担当
する事になりました。権現山へ直接登るルートは幾通りもあるようですが、過去の例会で実施されたルートを辿り権現山から
梨ノ木峠に歩を進めました。前回の山行ではここから滝畑ダムに下山しており、これから先は登られた方もおられるかもしれ
ませんが、EPEの例会では未知のルートです。梨ノ木峠からは、展望も悪く地形も少し複雑になっており読図力が要求され
ます、長年培ってきた技術、体力、山屋のカンで上に登れば山頂に立てますが、今回は久しぶりに取りつきから地図を広げ尾
根の状態、方角を確認しながら読図を・・・間違う事はありませんでしたが、改めて読図(現在地の確認)の難しさを実感し
ました。コース全体を通じ展望は権現山付近からしか望む事は出来ず、ほとんどが覆い茂った新緑、杉林の樹林帯の中を歩く
ルートでした。その上岩あり、落ち葉が乗った急登、遮る立ち木等踏み跡が少なく歩き難さもありました。しかしパワフルに
行動、道標に導かれる山行が多い中、人に遭う事も無く読図を楽しみながら優雅に?静かで隠れたコースの良さをエンジョイ
出来たのではないでしょうか。                             記:長瀬 写真:長瀬、奥中

コースNo.5 岩湧寺コース
概要 『岩湧寺四季彩館から五ツ辻を経て山頂へゆっくり登ります。各コースの中でも最も短いコースです。
ご家族やお友達の参加も歓迎です。』
担当 紀伊埜本節雄、杉本康夫
集合 9:00南海高野線・河内長野駅前(難波発8:22三日市町行き急行乗車、河内長野駅着8:52)
行程 南海河内長野駅→(タクシー)四季彩館下〜岩湧寺〜五ツ辻〜岩湧山
参加者 青木義雄、上原進一、高木恵美子、辻角ますみ、山田春雄、達健一、畑山禮子、畑山庄司、
柴田弘子、松本明恵、岩崎憲代、新里トヨ、島田貞子、大石隆生、翁長和幸 ・・・ 計17名

9:30 四季彩館前にてリーダーの挨拶と各人の自己紹介をする。

12:20 ルート中の展望台で休憩。
ここから京都の山々が見えるとのこと。

10:55 五ツ辻手前のダイトレ合流地点で先発の3人と合流する。

11:50 岩湧山頂上に向けてあと一息。

12:05 無事岩湧山に到着

 岩湧寺コースは、役小角が開基した岩湧寺を起点として、「ゆっくり、ゆっくり」と出発する。
境内には河内長野市の天然記念物に指定されているの樹齢400年のカヤの木が私たちを見守っているようでもある。
途中あちらこちらから、カジカの声が聞かれる。ダイトレとの合流地点でわがコースの先発の3人と合流し、賑やかな
登行となる。「ゆっくり、ゆっくり」と登ってきたが、山頂には岩湧寺コースが一番乗りとなった。
                                            記、写真:杉本(康)

コースNo.6 三石山コース
概要 『御幸辻駅から三石山を経由して岩湧山に登ります。』
担当 本郷善之助、村浪義光
集合 8:20南海高野線・御幸辻駅(難波発7:24橋本行き急行乗車、御幸辻駅着8:11)
行程 南海御幸辻駅〜杉村公園〜三石山〜五ツ辻〜東峰〜岩湧山
参加者 田中智子、西村美幸、磯辺秀雄、笠松マサヱ、山下登志子、杉本栄子 ・・・ 計8名

8:20 リーダーよりコース概要の説明を受ける
はるばる敦賀より村浪さんが駆けつけてくれました

8:40 杉村公園の立派な赤い丸尾橋を渡る

9:00 猿飛佐助もこの道を通って三石山を
越えた?! のかな。一同笑みがこぼれる

10:45 三石山の登り。 もう一息です

10:50 三石山の頂上。 ひと汗、ふた汗もかきました

12:50 林道を抜け、ようやく五ツ辻。集合時間まで残り40分

13:14 ダイトレに入り、いきなり階段です。みんなの足元をご覧あれ

13:30 もう少しでゴール。岩湧山山頂で、
みんなに会える。ワクワク感で一杯!

  御幸辻駅に8時20分 全員8名集合、全コース中最も標高差のあるルートに挑戦です。
コースはほとんど樹林があり緑陰の中を歩くことが出来ました。 杉村公園を過ぎコンピラ山のすそを巻いて三石山への分岐に到着、
コースは三石山より岩湧山となっているので三石山の頂上を踏んでおく。林道に出てダイトレ道との合流めざしてコンクリート道を歩
く(コース中最も足にこたえた所でした)ようやく阿弥陀山下のダイトレ道に合流した。ここまで来れば岩湧山頂への到着時間が予想
出来る。予定時間13時30分を目指して五ツ辻を通り岩湧山へ向かう。 頂上近くに来ると人も多くなり、ブルーシートのテントが
目に入る。先着の皆さんに迎えられ定時到着。我がパーティーは最終ゴールでした。みんなでおいしいぜんざいを頂きました。泉州山
岳会の皆さんご苦労さまでした、ありがとうございます。                      記:本郷 写真:西村(美)

集中登山・山頂式典
参加者 E.P.E.クラブ ・・・ 計72名
泉州山岳会:桝田誠寛、大島稔、本田和史、小門友則、橋本喜美、幸田由美、有永寛、寺西正恵、
      西野勇治、稲田克行、前本康央、小寺康彦 ・・・ 計12名
      (岩湧寺〜五ツ辻〜岩湧山コースで集合)
総参加者:84名

ぜんざいの準備中です 美味く出来ています

畑山さんも岩湧山登頂

記念式典の挨拶、西村、代表、泉州山岳会
会長桝田様よりの挨拶から始まる

山の頂上に登った時の挨拶は エイエイオーの
雄叫びで集中登山がまとまりました

各コース毎に代表より表彰状と記念品の授与式 根古谷コース

同 アシ谷コース

同 一徳防山コース

同 梨ノ木峠コース

同 岩湧寺コース

84名の参加者と頂上にて

泉州山岳会現役会員の方々によりぜんざいの準備と記念品の荷揚げを
していただきました。おいしかったです、ありがとうございました

滝畑ダムバス停留所に向かう

 今回の集中登山で、お天気が一番心配でしたが、頂上に着く頃には青空も見え出してほっとしました。
各コースの参加申込み締め切り日では60人程の参加者でしたが、登山日が迫って来ると参加者が徐々に増えてきました。
7つのコースで81名の参加で計画を進めましたが、当日の飛び入り参加者が3名増えたので最終的に84名の方が参加されました。
頂上では泉州山岳会の現役メンバーが、大きな鍋一杯にぜんざいを作って私たちを出迎えてくれました。お餅入りの本格的なぜんざい
をありがたくいただきました、とてもおいしかったです。頂上の集合場所では各パーティーが集まり人の輪がみるみる大きくなり収拾
がつかない状況になつてきました。1時30分の集合時間に三石山パーティーがゴールをして全員84名が集まりました。西村より開
会の挨拶を行い代表そして泉州山岳会会長の挨拶に始まり式典が始まりました。私たちは頂上に登った時に自然と腕を天に伸ばして登
ったでーと心の中で声を上げています。そこで、みなさんと一緒におたけびをあげようではないかと提案させていただき、エィエィオ
ー!!と腕を上げて全員で大きな声を山々にとどろかせました。 各コース毎に表彰状を作成して参加者は前に出てもらい代表より、
賞状の授与と記念品をお渡ししました。記念品はランチポットで蓋の上部に「E.P.E.クラブ創立10周年記念 岩湧山集中登山 
2012.6.3」と印刷をしてあります。山での活用方法はみなさんで工夫して下さい。
最後の総仕上げ、みんなで集合写真を撮りました。                  記:西村(晶) 写真:西村(晶)、西村(美)

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