オプション例会No.169 湖南・大戸川柞ノ芝谷遡行 例会記録
概要 『大戸川ダム建設中断のうちに登っておきたい湖南の谷シリーズの最終です。遡行後は名刹金勝寺を訪ねる。』  
日時 2012年6月10日(日)
天候 晴れ
担当 板谷佳史、安部泰子
集合 7:30 JR大阪駅中央改札口(7:45発 湖西線に乗車、山科乗換え、8:36石山着、9:10発 帝産バスミホミュージアム線乗車、
9:49大鳥居口バス停下車)
行程 大鳥居口バス停〜柞ノ芝谷遡行〜P566.8〜金勝寺〜竜王山〜狛坂磨崖仏〜上桐生⇒(バス)草津駅
参加者 寺島直子、保木道代、奥中種雄、安岡和子、黒澤百合子、小椋美佐、本郷善之助、江本恭子、宮平良雄、長瀬茂正、柴田弘子 ・・・ 計13名

9:55 大鳥居口バス停から大戸川沿いに旧道を約500m戻ると柞ノ芝谷
の出合、と言っても貧弱な出合で橋に書かれた谷名でようやく確認できた。

出合にかかる橋の近くで出発の準備

出合からしばらく行くとすぐ、大戸川ダム用の付け替え道路下を
くぐる。予定通りに完成していたらダム湖となっている地点だろ
うか。工事中止で道路は全く使われていず、壮大な無駄の象徴。

出合からしばらくは汚い谷との印象が強いが、
しばらく行くと水もきれいになってきた。
2m〜10mのナメ滝が連続し、快適に越していける。
最大15mとされる滝や3カ所のミニ廊下をまじえ、
出てくる滝はすべて快適に登ることが出来る。

源流の二俣で遡行を打ち切り、不明瞭な踏み跡に迷いながらも
566.8mの三角点へ、更に13:12 金勝寺の境内に入った。

13:53 金勝寺からはハイキングコースを辿って竜王山(605m)
の山頂を踏む。この後、狛坂磨崖仏を経て15時過ぎ 上桐生バス停へ。

 現役時代は沢登りといえば、大峰や台高しか眼中になかったのに、E.P.E.クラブで初心、初級者もまじえて行く必要に迫られ、
案内書片手に行き先を物色するようになりました。おかげで大阪近辺の比較的交通の便利な身近な山でも結構面白い沢登りが味わえるこ
とを知りました。近頃は過剰なまでに遭難対策その他の整備がされている山域が多いですが、入ってみた沢がきれいか汚いかでその地方
がどれだけ自然を大切にしているか?本当のところがわかるのでは、と感じます。とはいえ、事故の確率が高いのも沢登りです、今後も
安全第一で楽しい沢登りを続けたいと思います。                          記:板谷 写真:板谷、安部

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