オプション例会No.172 | 木曾御岳(3067m)と野麦峠(1672m)と濁河温泉 10周年記念山行・悠々ツアー登山シリーズ・その3 例会記録 |
概要 | 『3000mを超える夏山と、日本一高所にある峠、野麦峠を訪れませんか。御岳登山は、 ロープウエイを利用して標高2150mから往復しますので、初心者でもOKです。また健 脚者は、剣ヶ峰山頂(3067m)を越えて、摩利支天〜継子岳〜濁河温泉へと縦走して下 ります。往復組はチャーターバスで山麓を迂回して濁河温泉に合流します。濁河温泉は御岳 飛騨側の7合目(1800m)にある文字通りの秘湯です。本物のかけ流し温泉を満喫しま しょう。翌日は飛騨から信州に通ずる唯一の街道を野麦峠へ登ります。「ああ野麦峠」で知 られる明治の女工哀史をご存知でしょうか。当時の旧道が今も草生して残っています。少し だけ歩いて登ってみます。バスは峠まで先行します。往時を偲ぶ峠の佇まいに、何を想うで しょうか。』 |
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日時 | 2012年8月4日(土)〜6日(月) | |
天候 | 8/4:晴れ、/5:晴れ、/6:曇り一時雨 | |
担当 | 秋田文雄、大西恒雄、板谷佳史、西村晶 | |
集合 | 8/4(土)AM8:00 近鉄難波ビル隣・南都銀行前 | |
行程 | 8/4(土) なんば⇒中央自動車道⇒中津川IC⇒妻籠宿⇒開田高原(泊) 8/5(日) 御岳ロープウエイ発着場⇒往復組は7合目〜二の池〜剣ヶ峰(3067m) 往路〜御岳ロープウエイ発着場⇒チャーターバスで濁河に。健脚組は剣ヶ峰から〜摩利支天 〜継子岳〜濁河へ下山、両組と も濁河温泉で合流して宿泊 8/6(月) 濁河温泉⇒野麦峠への旧街道分岐点〜野麦峠、お助け小屋など見学。バスは 野麦峠へ先行 野麦峠⇒奈川⇒薮原⇒伊那IC⇒中央自動道⇒なんば |
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参加者 | 和田都子、上原進一、藤田喜久江、三原博子、三原知未、喜多田恵美子、小杉美代子、 實操綾子、山下登志子、大石隆生、紀伊埜本節雄、紀伊埜本博美、寄川都美子、笠松マサヱ、 和田良次、和田敬子、真下好雄、畑山庄司、畑山禮子 ・・・ 計23名 |
8月4日(土)晴れ |
妻籠宿で昼食休憩 |
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難波8:10 早くも酷暑を予感させる陽射しの元、定刻どうり出発。夏休み本番とあってふだんより自家用車の多い高速 |
8月5日(日)晴れ |
5:04 早朝から準備して下さった弁当を頂き、宿を出る。 |
5:49 御岳ロープウェイ駅から始発に乗車、 さすがに悠々登山だけあって楽ちんコース。 |
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6:15 ロープウェイ飯森高原駅に到着、下界を見下ろす。 中央、南アルプスが雲海に浮かび、素晴らしい眺め。 |
遠く八ヶ岳方面 |
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7:57 八合目女人堂にて休憩の後、更に上を目指す、 森林限界を超えいよいよ3000m級高山の領域に入る。 |
振り返ると中央アルプスが |
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北方には乗鞍岳と北アルプス槍穂高連峰や笠ヶ岳 |
快晴の元、陽射しは強いが空気は爽やかだ |
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雪渓も見られ、九合目の小屋を目指す、 多くの下山者への道譲りと挨拶が大変。 |
9合目を越えると山頂直下のトラバース、ここはしばらく楽な道。 |
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11:12 山頂直下は人工の階段となっており、これを 登って山頂へ、賑わう登山者に割って入って記念撮影。 |
始発6:00のロープウェイに乘るため早朝から朝食、弁当の準備をして下さった岩井屋旅館さんに |
濁河温泉縦走パーティの記録 |
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11:13 山頂到着が遅れているメンバーもおり、濁河温泉 パーティはここで往復パーティと別れて、先発することに決定。 |
11:15 剣ヶ峰山頂を後にする |
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11:22 ガス湧く地獄谷源頭付近を行く。 |
12:01 二ノ池への下降地点 |
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12:58 サイノ河原を経て、摩利支天乗越に達する。 摩利支天山頂へはここから往復40分を要するので今回は省略。 |
13:28 三ノ池を見下ろす地点、ここから飛騨頂上、五ノ池小屋 を経て飛騨小坂口登山道を下降して濁河温泉を目指す。 |
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16:37 五ノ池小屋から3時間超の長い下降を終えて、濁河温泉・ 飛騨小坂口登山口に到着する。今夜の宿「旅館御岳」へはもう近い。 |
濁河温泉縦走パーティ |
黒沢口コース往復パーティの記録 |
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濁河パーティーと別れて私たちは登って来たコースを下る |
雪渓が残っている 二ノ池を望む |
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黒岩の休憩場所までもう少し 左下方向にロープウェイ駅が見える |
やっとロープウェイ駅に到着。出発が6:15 頂上が10:00 ロープウェイ駅に14:50帰着 良く歩きました。 |
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畑山さん夫妻の出迎えを受ける |
18:33 全員予定通り御嶽山頂に立てた ことを祝して乾杯して今夜の食事を始める。 |
黒沢口コース往復パーティ |
御岳で見かけた花 |
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オトギリ草 |
ミヤマダイコンソウ |
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コマクサ(五ノ池付近では斜面を埋め尽くさんばかりに群生していた。) |
イワツメクサ | ||||
8月6日(月)曇り一時雨 |
9:11 岐阜県側野麦峠入口付近にてバスを降り出発の準備。 |
別名「糸引きの道」とあるが、途中は登山道と変わらない急登だ。 |
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10:46 染み入るような緑の中を登る。 |
11:15 峠直下に来てかなり激しい雨になる、峠はアスファルト に固められて想像していたような素朴な峠ではなくなっていた。 |
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映画「あゝ野麦峠」のモデル政井みねの像 |
峠にある資料館の見学、お助け小屋での食事など、 めいめい自由時間を過ごした後、帰路に着く。 |
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ロープウェイで一気に2150mまで運んでもらって3000mを目指す登山は、さすがに悠々登山だと思いました。 |
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