リーダー研修会 例会記録
概要 『基本的なザイル操作法及びその他のリーダー基本事項の確認。』
 
日時 2012年12月16日(日)
天候 晴れ
担当 紀伊埜本節雄、西村晶、杉本康夫
集合 屯鶴峰
行程
参加者 秋田文雄、三原秀元、翁長和幸、板谷佳史、大石隆生、野原勇、小椋勝久、安部泰子 ・・・ 計11名

10:00 屯鶴峰に到着し、講師より本日の研修事項の説明。

ザイル操作の基本中の基本、エイトノット(8の字結び)の復習。

エイトノットの他、良く使うボーラインノット
(ブーリン結び)、ダブルフィシャーマン結び、
インクノット、ムンター、等の各結び方を復習した。

メンバーを安全に通過させるためフィックスザイルの
セッティングはリーダーにとって最重要技術である。
フィックスザイルの支点の取り方や結び方を再確認する。

フィックスザイルを使用して登下降させる場合の注意事項を確認する。

初級者の立場になって実際にフィックスザイルを使用して登下降してみる。

最後に懸垂下降時の安全確保について・・・たとえ途中で
手を放しても大事に至らないバックアップの方法を習得。

一般的に懸垂下降時の不注意による事故は多い、
初級者をいかに安全に懸垂させるか、リーダーが
注意を払わねばならない事項について確認する。

 例会の担当を務めるリーダーを対象に「知っている」技術から「正しく使える」基本技術の習得・確認をめざし、
より確実なザイル操作技術を身につけ、安全登山の向上を図るため屯鶴峰に集合し、西村リーダを講師として以下の
内容で研修した。

かつてなら暗闇の中でも自在に扱えたザイルの結び方も長年遠ざかっていると、あやふやになりがちだ。まして初級
者と対面する方向で結び方を見せるのは、なかなか難しい場合があるが、大丈夫だろうか?
ザイルフィックス時の支点への結び方や末端の処理について、基本を確実に守っているか?
フィックスザイル通過者の安全確認と通過方法の指示を徹底しているか?
懸垂下降時の支点の作り方や末端の結び方はOKか?
懸垂下降の順番を待つメンバーの安全確保を図っているか、懸垂器のセット状態を確認しているか?
等々、忘れていたことの再確認や最新技術の習得やらで・・・正味4時間余りの研修時間では充分ではなかったが、
各自持ち帰って復習して頂くようお願いして解散した。
                                             文、写真:板谷

山域別例会記録一覧へ 年度別例会記録一覧へ TOPページへ