一般例会No.225 湖南・鶏冠山(490.9m)例会記録
概要 『雪の金勝アルプスからの眺望を楽しみましょう。』
13:18 竜王山山頂から琵琶湖を挟んで比良山脈を望む
日時 2011年2月11日(金・祝日)
天候 雪後晴れ
担当 大西征四郎、大西恒雄
集合 JR大阪駅旅立ちの鐘前 7:00集合
(7:15発 新快速近江塩津行き乗車)
行程 JR大阪駅⇒草津駅⇒(帝産バス)上桐生〜鶏冠山〜天狗岩
〜白石峰〜竜王山〜上桐生バス停⇒(帝産バス)草津駅⇒大阪駅
参加者 板谷佳史、仙谷経一郎、黒澤百合子、宮平由紀子、杉本栄子、
寄川都美子 ・・・ 計8名

9:25 上桐生バス停より北谷林道に入る

9:25 整備された登山道にある案内板

鶏冠山への稜線に向かっての道を進む

朝からの雪は深々と降る

9:40 北谷林道からの登山道と合流する

標高が低い間は水分の多い雪で、雨具や傘が有効

10:28 鶏冠山頂上(足元に三等三角点
標柱あり、寒くてザックを置く気にならず)

鶏冠山から北峰縦走路を天狗岩方面へ向かう

縦走路より竜王山方面を望む

縦走路に出ると気温が下がり締まった雪質となり冬山気分満点に

11:36 雪が着いて迫力さえ感じる吹雪に煙る金勝アルプス

12:20 天狗岩と耳岩を結ぶ稜線上から天狗岩を振り返る

12:58 白石峰付近を過ぎ、雪をかぶった茶沸観音を通過

13:17 竜王山山頂(605m)に到着する、
この頃には雪が止み、青空さえ覗きだした

竜王山山頂の四等三角点

下山途中にある重岩(落ちそうだけれども、安定している)

14:28 狛坂磨崖仏を通過する、積雪の
おかげでおもむきの違った写真作品が・・

14:48 桐生辻分岐に出る、後は車道をたどって
16時頃上桐生バス停に戻り、16:25発で草津駅へ

 概要のとおり参加者の期待を裏切らない為にも鶏冠山の積雪状況を栗東市役所に確認した。
1/21(金)9cm、急遽足元の装備追加をHPに記載依頼。1/28(金)0cm、前日
2/10(木)0cm但し凍結の可能性あり注意して登山して下さいとの事。遠い地から喜ん
だり、寂しくなったり。当日拙宅付近屋根一面1〜2cmの雪しかも粉雪が舞っている嬉しい
の独り言。参加者を見ると前回4年前の再訪の顔ぶれは一人もいない。一丈野自然休養林野営
場でスパッツ等を着け鶏冠山を目指した。行程の説明で落ケ滝を経由し北峰縦走路出会から鶏
冠山往復と説明したが、鶏冠山直登になり、結果的に往路が省略になった、鶏冠山を下った時
点でこのルートが良かったと参加者の声に熱きを感じる。新雪に足跡を残す度にキュキュの快
音、良いですね雪山は。登山の詳細は写真を見て頂き拙文は割愛しますが、奇岩と巨岩の造形
美の上に雪の金勝アルプスを満喫できたと思います。大自然に感謝、感激に浸り略貸切の帝産
バスで上桐生を後にした。                        記:大西(征)

  この企画は2007年1月にも一度実施されています。金勝アルプスの鶏冠山、天狗岩、竜
王山を巡るこのコースは、丁度一周するのに余り無理のない位置に各ピークがあります。
また、狛坂磨崖仏は山岳仏教の名残として、昔この地が修行の場として栄えていた、そのこと
を教えてくれます。まさしくこの地は修行の地であったのであろうと思われます。前回の報告
では雪もなかった所為か、皆さんのんびりハイキングされているように見え、とても厳しい山
岳修行の場とは見えませんでした。今回雪の山道を歩いて少しその厳しさを味わうことができ
ました。                     記:大西(恒) 写真:大西(恒)、板谷

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