一般例会No.312

六甲・鬼ヶ島~有馬三山 例会記録

概要

『不思議な山名「鬼ヶ島」にはアカガシの巨木が立っているそうです。』

日時

2013年5月25日(日)

天候

晴れ

担当

杉本康夫、野原勇

集合

7:30 阪急梅田駅3F改札口前(7:40発 特急新開地行きに乗車 新開地で8:25発神戸高速三田行きに乗車 有馬口駅9:02着)

行程

神戸高速有馬口駅~鬼ヶ島~高尾山~湯糟谷山~落葉山~灰形山~有馬温泉

参加者

西村晶、紀伊埜本節雄、福田直也、岸田暎子、寄川都美子、西村美幸、紀伊埜本博美 ・・・ 計9名

9:05 有馬口駅にて出発前のコース説明。

9:30 鬼ヶ島登山口にて小休止。

鬼ヶ島を目指してかなりの急登が続く。

10:07 鬼ヶ島のマザーツリー「オオガシ」幹回り6.2m、高さ19mらしい。

10:10 鬼ヶ島頂上(580m)、この不思議な山名の由来は一体何?

鬼ヶ島から見た高尾山

太い樹根を踏み越えて続く急坂。

11:00 高尾山頂上(739m)

木漏れ日を浴びながら、湯槽谷山へ向かう。

11:25 有馬三山最高峰の湯槽谷山頂上(801m)での休憩。見晴らしはない。山名の由来は有馬温泉の湯槽をこの木から作ったことによる(杉本さん談)。

所々に山ツツジの赤が映える湯槽谷山の下り始め。

この先、延々と階段の登山道が続く。逆コースは絶対にイヤ!と思ってしまう。

有馬三山の稜線は予想以上にやせ尾根が多い。

12:50 灰形山稜線から見下ろす有馬温泉街。

ロープの張られたやせ尾根を進む。

13:00 落葉山山頂標柱。実際の頂上三角点は少し離れた所にあった。

13:05 最後の休憩、妙見寺本堂にて。

13:45 終点、有馬温泉。おつかれさまでした。

 有馬口駅から住宅街を抜けると、水無川に沿って鮮やかな新緑の中、林道を30分で鬼ヶ島への取り付きに着いた。鬼ヶ島山頂少し手前に、神戸市が募集していた六甲山の「マザーツリー」20選に選ばれたアカガシの巨木が立っている。根元から枝分かれしていて、さすがに大きい。幹回り6mもあるらしい。

水無山からは深戸谷を隔てて眼の前に逢ヶ山が望まれる。高尾山への登りは尾根の両側が切れ落ち、木の根を掴みながらの急登で一気に高度を稼げる。湯糟谷山までは尾根も細く狭い山頂であったので湯糟谷山頂は広々と感じる。ここからは有馬三山のよく踏まれた道となり、ハイカーとも出会うようになった。灰形山から落葉山の途中で突然視界が開けて、右下には有馬温泉街が、左下には有馬口駅方面が見渡せる。落葉山からすぐに妙見寺があり、お寺の参道を西国三十三番札所の石仏を眺めながら下って行くと有馬温泉のバス停に出た。

記:杉本(康) 写真:野原