一般例会No.316

泉南・雲山峰(490m)例会記録

概要

『紀泉アルプスを縦走し、和歌山市街や紀伊水道の展望を楽しみます。』

日時

2013年6月29日(土)

天候

曇り

担当

野原勇、小椋勝久

集合

8:00 JR天王寺駅改札口前(8:19 阪和線快速・和歌山行きに乗車)

行程

JR山中渓駅~四ノ谷山~雲山峰~JR六十谷駅

参加者

西村晶、青木義雄、寺島直子、寄川都美子、松本明恵、神阪洋子、福田直也、山本洋、和田敬子、熊谷節子、牛山友幸、牛山恵美子、田中和美、和田都子、喜多田恵美子、藤田喜久江、片山純江、翁長和幸、紀伊埜本節雄、實操綾子
・・・ 計22名

9:20 山中渓駅

登山口にてリーダー挨拶 山行の行程説明

雨上がりの山道を登る

10:10 パノラマ展望台から大阪湾を望む

見晴らしの良い尾根道で休憩

12:15 雲山峰到着

雲山峰直下の雑木林の中を歩く、風が心地よい

12:30 展望広場 和歌山市内を見ながらの休憩

杉木立の中を下降する。

13:40 行者堂到着

六十谷駅に向かって林道を歩く

15:15 JR六十谷駅到着

行者堂の紫陽花

 今回の目標とした雲山峰、山名の由緒は分からないが、ガイドブックによると関西空港や和歌山市街が一望できるという。何かしらロマンを感じる山名だ。今回の入山口JR山中渓駅は、大阪府下唯一のJR無人駅かつ府下最南端の駅。春には沿線の桜並木が絶景らしい。今回は初めての参加者も含めて22名という多人数となった。コースは全般的に見て急登といえるような傾斜もなく、樹林帯中心のコースで直射日光にさらされ続けるということもなく歩き易い。また分岐など要所には標識が設置されており、道迷い遭難防止も徹底されている感じだ。

 阪和自動車道をくぐった先の登山口からは登り一方で第一パノラマ台到着。この第一パノラマ台は大阪湾に浮かんだ関西空港だけでなく、遠く淡路島や六甲山方面も見通せるらしいのだが、今回はあいにく靄がかかったような感じで関西空港はおろか海と陸地の境もハッキリしない、残念。四ノ谷山から雲山峰直前までの稜線は右が大阪、左が和歌山というように県境を歩く。雲山峰頂上は稜線上の一点に過ぎず、石を積み重ねた小さな祠があるだけで展望もなくピークという感じはまったくない。頂上から15分程度歩いた青年の森展望広場は、ベンチなども完備した文字通り展望抜群の広場だ。滔々と流れる紀ノ川を眼下に昼食大休止。昼食後、役ノ行者と役ノ行者の母を祀った「役ノ行者堂」を経る墓の谷コースへ。役ノ行者堂前の案内板を読むと、いつの世にも通じる母の限りない子に対する愛情を感じる。「墓の谷」は別名「母の谷」とも言うそうだ。その後一路終点のJR六十谷駅を目指した。

記:野原 写真:小椋(勝)