一般例会No.322 |
湖北・横山岳(1132m)例会記録 |
概要 |
『ブナ林の中を辿って、大展望の双耳峰へ。』 |
日時 |
2013年8月18日(日) |
天候 |
晴れ |
担当 |
野原勇、大西恒雄 |
集合 |
7:15 JR大阪駅中央改札口前(7:30 新快速「米原経由近江今津行き」乗車) |
行程 |
JR木ノ本駅⇒(タクシー)白谷登山口~東尾根登山口~横山岳東峰~西峰~鳥越峠~コエチ谷登山口⇒(タクシー)JR木ノ本駅 |
参加者 |
安本嘉代、岸田暎子、谷村洋子、小杉美代子、櫻井宏子、安本昭久 ・・・計8名 |
10:10 白谷登山口にある駐車場(横山岳登山の基地的存在)にて、出発前の説明(東尾根経由) |
東尾根登山口へは、こんな道(網谷林道)をしばらく行く |
標識板に案内されて登山口へ |
東尾根への登り口(白いポールが案内標識) |
案内標識の横から東尾根コースが始まる |
杉林の中の明瞭なルートを進む |
横山登山案内図には急坂また急坂になっていたが、いつの間にか東峰近くのブナの原生林の所まで登っていた。東峰はもう少し |
高い木もなくなり東峰はもうスグ其処、ガンバレ |
13:39 開けたところがあったので頂上かと思ったが、まだ、もうひと登り。休憩してエンジンを休める |
東峰頂上への登り再開、あともう少しなのでピッチも上がる |
東峰から横山岳(西峰)へは高低差も余りなく、ラクチン |
14:03 横山岳頂上。たくさんの人が登ってきていた。ルートは白谷本流経由からか |
下山口を示す標識 |
いきなりの急降下(写真では緩やかに見えるけれども)その1 |
急降下その2、ロープがいたるところに張ってある |
15:56 鳥越峠に着いた。コエチ谷へはもう少し先で下り口があるとの標示 |
コエチ谷下り口へ |
16:38 網谷林道出合。コエチ谷登山口の標識。ここからタクシーでJR木の本駅へ |
この横山岳は以前から気になっていた琵琶湖周辺の山のひとつ。いつか登ってみたいと思っていた山だが機会が無かった。ただこの山の登山適期は「春」と「秋」と記されているガイドブックが多いが、あえて夏真っ盛りのこの時期に計画した。 白谷登山口には地元の「杉野山の会」が建てた立派な小屋と、登山者各個人が利用できるように等高線の入ったA3判の詳細な「横山岳登山案内図」も置いてあり、「杉野山の会」の横山岳に対する思いの深さを感じました。 コースは白谷登山口から東尾根登山口まではガタガタの林道を進む。東尾根登山口手前に「夜這橋」「夜這いの水」など妖艶な名称の地点があるが由来はいったいなんだろう。東尾根登山口からはいきなりの急登だが、登山道は一直線でなくジグザグに切られているため歩き易い。当初は杉の植林だが、主稜線に近づくにつれ美しいブナの林が続く。東峰から横山岳本峰である西峰までは展望が開けた尾根道。西峰の手前に「銚子の滝」ルートの標識があった。 西峰頂上は広い草地であるが、樹木に遮られ展望はまったくない。居合わせた他の会の方が片隅にあったプレハブ倉庫(展望台)?の上に立って景色を眺めていたが、さてどんな景色が広がっていたのだろうか。頂上から一気に鳥越峠への三高尾根の急下降。この三高尾根は今西錦司率いる三高(京都大学の前身)山岳部にちなんだことから名づけられたそうだ。雨が降っていればスリップ続出必定の道だ。念のためザイルを1本持ってきたが、使っていれば長時間の下山となっていたことだろう。鳥越峠からコエチ谷へは一旦50m登り直し、道標に従い左側へ下降。コエチ谷の林道に至る道は一部崩壊、また道も草に覆われていてハッキリしない部分もあった。コエチ谷登山口到着後、解散とする。参加の皆さま、この暑い中ご苦労さまでした。 |
記:野原 写真:大西(恒) |