一般例会No.326

比叡山・横高山(767m)~小野山~梶山 例会記録

概要

『比叡山5峰のうち釈迦ヶ岳(横高山)・水井山から比叡山北尾根稜線を歩きます。』

日時

2013年9月23日(月・祝日)

天候

晴れ

担当

杉本康夫、野原勇

集合

7:20 京阪・淀屋橋駅西改札口前(7:30発 出町柳行き特急に乗車 8:26 出町柳駅着)

行程

出町柳駅⇒京都バス 8:49発大原行きに乗車⇒登山口下車~横高山(釈迦ヶ岳)~水井山~仰木峠~小野山~梶山(大尾山)~大原⇒京都バス出町柳駅

参加者

紀伊埜本節雄、紀伊埜本博美、寺島直子、保木道代、佐藤敏子、小杉美代子、谷村洋子、欅田克彦、山枡初好
・・・計11名

9:20 「登山口」バス停、文字通りこのバス停が登山口です。

バス停の真向かいから入山

9:35 べん鉄観音の分岐を右へ、黒谷越を進む。

10:35 黒谷青龍寺

10:40 黒谷青龍寺門前から続く石段、左側には小さな供養塔やお地蔵さまが続く。

11:20 玉体杉(回峰行者がこの地で御所に向かい、玉体(天皇)の安泰を祈ることからこう言われる。)

玉体杉から望む京都市街。

11:45 横高山頂上、樹林帯の中で展望はない。

12:05 水井山頂上、こちらも石がごろごろしているだけで展望はなし。

杉木立の中を進む。

13:00 仰木峠を通過。

14:00 梶山(大尾山)頂上。「山名変遷(嘘のような本当の話らしい)梶山⇒印刷ミスから木尾山⇒真ん中の縦線が無くなって大尾山となり定着⇒本来の山名に国土地理院が戻した。」

14:24 ヒノキ林の中を急降下。

14:45 谷に入るとロープの張られた個所が随時出てくる。

14:48 倒木を潜ったり、巻いたりしながら下降を続ける。

15:20 音無の滝、観光客がここまで登ってきていました。

 

15:40 この参道口が下山口です。大原のバス停は目前。おつかれさまでした。

 朝夕は過ごしやすくなってきたが、街中ではまだまだ暑い日が続いていて、今日も30度を越える真夏日となっていた。京都の郊外まで来ると少しは涼しいかなと思っていたが、やはり暑い。登山口バス停からは樹林の中で日差しを避けることができ、高度を上げるにしたがって気温も下がり吹く風も汗をかいた体には心地よい。比叡山では「山はもう秋だ!」と体に感じられる。1時間40分で比叡山の回峰行道に出会い、ここからなだらかな尾根道を進むと玉体杉に到着。京都市内や琵琶湖も見渡せ、風も吹いて気持ちよく過ごせる。回峰行者はここで止まって、御所に向かい玉体加持のお祈りするそうです。しばらく続いたなだらかな道もせりあい地蔵まで、ここから急登が始まるが、釈迦ヶ岳(横高山)や水井山とも標識や三角点がなければ気づかずに通過してしまうような平坦な山頂だ。このあたりからは、台風や豪雨の影響であろうか折れ枝や千切れ落ちた葉が山全体を覆っていてルートの見極めが難しい。注意深く進まないと道迷いになってしまう。仰木峠から京都一周トレイルから分かれ不明瞭な道と林道の交錯する中、梶山に到着する。

 山頂には「梶山」「童髯山」「大尾山」の3つの標識がある。本当の山名は「梶山」であると「新ハイキング別冊関西の山」の56号(2001年1月)に掲載されている。梶山から三千院に至るルートはわずかな踏み跡を探しながらの沢の下りであった。音無滝付近まで来ると標識には、一般道ではないので注意して登るようにとの注意書きが立ててある。ここでもヒルがメンバーの一人のズボンに着いていた。三千院まで来ると観光客も多くその中をかき分けるように大原のバス停に着く。

記:杉本(康) 写真:野原