一般例会No.330

丹波・長老ヶ岳(917m)例会記録

概要

『京都丹波高原の盟主として、古くから長老さんとあがめられてきた。交通の便が悪く、公共交通機関を利用した日帰り登山の限界に挑戦』

日時

2013年10月13日(日)

天候

晴れ

担当

板谷佳史、小椋勝久

集合

7:00 JR大阪駅中央改札口(7:15発 新快速米原行き乗車、7:44京都着、7:59発 山陰本線福知山行きに乗車、9:26和知着)

行程

和知駅⇒(タクシー)上乙見~長老ヶ岳~仏主⇒(タクシー)園部駅

参加者

福田直也、欅田克彦、岸田暎子、谷村洋子、安本嘉代、寺島直子、松本明恵、安部泰子 ・・・ 計10名

9:55 上乙見集落でタクシーを降りる、出発の挨拶。

集落外れの林道入り口、熊注意!の柵を開いて入る。丹波も熊の被害や目撃情報の多い所、実際目撃の経験あります

10:20 上乙見集落奥の林道終点、ここから山道。

リンドウの花に秋を感じる

沢沿いの登山道を行く、カツラの巨木が多い

11:29 途中でコースから外れてしまい、植林された急傾斜の尾根を強行突破中。

11:53 左の沢が源頭になったあたりで植林仕事の踏み跡らしきものに出会う。

11:57 沢の源頭を横切って正しいコースがあると思われる尾根に向かうと案の定、標識が現れる。

山頂近くを行く、足元はイワカガミ群落に埋まる。

12:12 長老ヶ岳山頂に出る。

長老ヶ岳山頂

この山頂で京都国体の採火をしたらしい。

山頂から北を望む、舞鶴湾が見える。

仏主への下山路でみかけたセンブリの花

仏主への路は森林公園としてよく整備されている

14:45 仏主のバス停に下山、ここでタクシーを待つ。この後、園部発16:45にて帰阪。

 大阪駅から東海道線~山陰線の各停列車~タクシーと乗り継ぐこと約3時間で登山口である上乙見(かみおとみ)の集落に着く。奥に続く林道終点から道標に導かれて登山道に入る。今年の台風のためか道は荒れ気味だが何度か沢を渡り返しながら続いている。ところが沢沿いと尾根に向かう分岐状の所で沢沿いの踏み跡を選ぶとやがて道標も現れなくなり、赤テープが途切れ、踏み跡も定かでなくなった。正しいルートより一つ東の尾根を登っているが上部で出会えると見当をつけてそのまま強行。山仕事用らしい踏み跡を辿るうち「山頂まで20分」とある道標に出会い、元の登山道に戻った。山頂からの丹波、若狭の展望を楽しむ。10月となっても暑い日が続くが、さすがに風は冷たく、一段下がったあづまやで風を避けての昼食。北面の路は仏主森林公園として整備されており、イワカガミの群落が続く斜面を眺めながら、秋の気配を感じつつ仏主バス停へ。

 ところが下山途中やバス停からタクシー会社へ迎え依頼の電話をするのだが、返事はのらりくらり。迎車の距離が割に合わないということらしく、早く言えば乗車拒否された。仏主(ほどす)からの路線バスは登校日以外の土・日・祝は運休だし、結局和知駅ではなく園部駅まで乘ると言う条件でようやく来てくれることに。園部に出る方が列車の本数も多く結果としてはオーライであったのかもしれないが、行きの時には気分よく乗せてくれただけに煮え切らない応対に二度と乗りたくないと思うタクシー会社でありました。

記:板谷 写真:板谷、小椋(勝)