一般例会No.335

丹波・烏ヶ岳(からすがたけ、536.5m)と鬼ヶ城(544m)例会記録

概要

『丹波福知山を代表する山、名物の丹波霧に出会えれば印象的な山旅となるのですが・・・。』

日時

2013年11月17日(日)

天候

晴れ

担当

大西恒雄、翁長和幸

集合

7:15 JR大阪駅中央改札口(7:23発 丹波路快速福知山行きに乗車、9:28 福知山着)

行程

福知山駅⇒(タクシー)観音寺~鬼ヶ城~烏ヶ岳~印内公民館⇒(タクシー)福知山駅

参加者

寺島直子、杉本栄子、小杉美代子 ・・・ 計5名

10:00 観音寺山門。 いざ、出発。

山門の仁王像。

一番奥の僧坊。

地蔵さんと紅葉。観音寺の秋です。

最初から少しきつい登り。

10:20 鬱蒼と茂った植林の中、烏ヶ岳と鬼ヶ城の分岐があった。

秋の日差しを受けて落ち葉道を行く。気分爽快!

頂上直下のきつい登り。

きつい登りが終われば四阿が出できた。小さいがもみじの紅葉がきれい。

11:20 頂上着。360度見渡せる。鬼ヶ城という名前からして、むかし物見櫓があったのかもしれない。

頂上でのランチタイム。

頂上から北側を見る。

頂上直下のきつい下り。落ち葉に注意。転ばぬように・・。

頂上から少し下った所にこんな広場が。砦跡かも。

12:25 烏ヶ岳頂上着。

落ち葉を踏んで下っていく。秋です。

里の家々が見えてきた。夕方のように見えますが1時過ぎです。

13:20 鹿よけの柵まで下りました。

中央に見える鉄塔が烏ヶ岳の頂上です。

13:30 印内公民館前でのタクシー待ち。

 参加者5人というのは何をするにも都合が良かった。もちろんタクシーも1台で全員が乗れる。予定は印内から烏ヶ岳を経て鬼ヶ城に至るコース設定であったが、逆から行く方が帰りのタクシー利用に良さそうなので観音寺の方から入ることに変更。観音寺の山門(仁王門)前でタクシーを降りる。門には左右に立派な阿吽の仁王さんが門番をしている。仁王さんは運慶の作らしい。仁王門の奥には立派な本堂がある(寺伝では行基の開基という)が寄らずに門を潜って本堂下を直進(しばらくは舗装、そして土の林道に変わる)する。この鬼ヶ城を含め、本堂を囲む一帯の山々は寺域で僧坊があちこちにある。鬼ヶ城登山口と案内のある道を進む。途中で長靴を履いてチョッとそこまで行ってきたという感じで下って来た二人の村の人にあった(村は僧坊より下にある)。鬼ヶ城は庭みたいな感じだ。すぐに道は谷(沢)にあたる。堰堤の下を石伝いに渡って山道に入り、杉・檜が植林された谷沿いの道を上っていき20分ほど登ると、峠ではないが傾斜が緩み分岐に着く。道標が鬼ヶ城と烏ヶ岳への道を示している。先に鬼ヶ城に行く。山頂まで800mの看板、しばらく歩くとあと500mの標柱、道は平らで歩きやすい。東屋があった。メモリアルの森の記念植樹した人の名前がずらーと書いてある。平らな道が段々になって続いている。ここは曲輪(くるわ)跡と思われる。急な道をひと登りすると鬼ヶ城の頂上であった。360度の視界、気持のいい草原状の頂上である。さぞや、その昔は物見台の役目を果たしたことであろう。

 眺望と昼食を堪能し、分岐まで戻り烏ヶ岳に向う。分岐からちょっと下ると舗装道路に出る。舗装道路を登ると終点は平らな広場状で一本の木があった。木には烏ヶ岳の表示板がぶら下がっていた。烏ヶ岳の頂上である。横には立派な通信施設のレーダーのアンテナが占領していた。傍らに秋葉神社の小さな祠がひっそりとあった。アンテナの横を回ると大きな反射板があり、その横を通って林道の中を下ることになる。展望の開けた伐採地に出ると下に人家が見え出し、なおも下ると電気柵を張り巡らしたところに出た。猪除けの柵である。ここらではよく目にする。電気柵を開けて外に出て、公民館まで歩くとこのハイキングも終った。

記:大西(恒) 写真:翁長