一般例会No.355

紀泉アルプス・雲山峰(490m)~俎石山(420m)例会記録

概要

『山桜が咲き誇る雲山峰から俎石山を歩くコースです。山笑うという言葉が有ります。春、山桜が咲き草木が萌え始めた頃の紀泉アルプスはまさに、その言葉通りにぎやかで明るい春の山です。俳句でもひねりながら歩きましょう。』

日時

2014年4月20日(日)

天候

曇り一時雨

担当

小椋勝久、杉本康夫

集合

9:20 JR山中渓駅(8:19発 阪和線快速・和歌山行きに乗車)

行程

JR山中渓駅~雲山峰~井関峠~大福山~俎石山~桃の木台登山口⇒(タクシー)箱作駅

参加者

寄川都美子、和田敬子、池田える子、牛山友幸、和田都子、杉本栄子、片山純江、青木義雄 ・・・ 計10名

9:23 出発のあいさつ

9:33 雲山峰に向けて紀泉アルプス登山道に入る

10:03 かすんではいるが大阪湾から六甲まで見わたせる第一パノラマ台

ミツバツツジがきれいに咲き、新緑の中を歩くのは気持ちがいいものです

11:45 雲山峰に到着。「紀泉アルプス」の最高峰で葛城修験二十八宿の経塚がある

山ツツジ

12:56 中間地点の井関峠の東屋に着く

今回のルート全体が載っている案内板。このような案内板があちらこちらに設置されている

13:16 懴法ヶ嶽西峰に到着 近郊の山にしては珍しく東西に2つのピークがある

13:39 大福山は葛城修験二十八宿第三番経塚らしいと言われ、付近には大福山弁財天窟の標識があちこちにある

13:56 俎石山 その名称も葛城修験の行場らしい

俎石山には大阪府で唯一の一等三角点がある

俎石山の北展望台から大阪湾を望む

 午後から雨の予報、挨拶も早々に切り上げ歩き始める。第1パノラマに着いた頃から雨が降り始め、しばらくすると本降りの雨、たまらず雨具を出す。

今日は途中で下山かと思いながら歩いているうちに、雨も上がり小雨ながらまずまずの天気。

 この地方の山の桜はもう終わり、ミツバツツジが行く季節を惜しむかのようにひっそりと残っている程度でした。しかし、代わりに私達を迎えてくれたのは、これからは、私達の季節だと言わんばかりに木々たちが鮮やかな新緑を芽生えさせ、鳥たちの鳴き声は空高くにぎやかに鳴き始めていました。これも山笑うと言う事か?と納得する。

雨の様子を気にしながら、雲山峰、大福山を足早に通り過ぎ、俎石山につく頃にはまた雨が降り始める。俎石山からは雨霞に煙る関空を眺め下山する。

 今回、長く歩くのは初めての方がいらっしゃいましたが、最後まで歩くことができ 本当に良かったと思います。

 歩きながら思いついた下手な俳句を一句。

 里山の 鳥なく声に 山笑う

記:小椋(勝) 写真:杉本(康)